Calendar API を使用して不在やサイレント モードの予定も読み書き可能に
2023年12月6日水曜日
この記事は 11 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Calendar API 機能の拡張により、勤務場所のデータに加えて、不在やサイレント モードのデータも読み書きできるようになります。開発者は API を使用してこのような情報を読み書きし、ユーザーの空き情報を外部システムと同期できます。たとえば、この API と人事システムを組み合わせると、ユーザーが休暇期間を登録したときにカレンダーに OOO が自動入力されます。API を使用してユーザーのカレンダーでサイレント モードを自動的にブロックし、トレーニング コースの受講を促すことも可能です。
- 不在やサイレント モードの読み書きは以下のような場合に便利です。
- OOO やサイレント モードの予定(Events.Insert、Events.Update、Events.Patch)を作成および更新する。
- OOO およびサイレント モードの特定の機能(会議の自動辞退など)を指定し、通知ミュートのステータスを設定する。
- カレンダーから読み込む予定の種類を自由に組み合わせて選択する(Events.List)。
この情報の読み書きにより、ユーザーが同じ情報を複数のシステムに入力する必要がなくなり、手動での離脱が削減されます。
対象
デベロッパー
利点
カレンダーの予定に関する API 機能がさらに充実し、今年すでに発表された勤務場所に加え、不在とサイレント モードの予定がサポートされるようになります。組織の IT エコシステム全体で特定の種類の予定を同期すれば、ユーザー ジャーニーが円滑に進み、ユーザーとリソースおよびユーザー相互の連携が容易になります。たとえば、次のような場合です。
- 勤務場所のデータをマッピングして、現地のリソースをより効果的に調整し、共有デスクスペースの予約ツールなど他のサードパーティ システムに反映する。
- 休暇や PTO の申請に基づいて自動的に OOO をブロックする。
- サイレント モードの予定をブロックし、オンボーディングや企業の他のトレーニング プログラムの受講をユーザーに促す。
補足情報
今回の更新以前は、API v3 でユーザーのカレンダーの読み出しをリクエストした場合、不在とサイレント モードの予定は主催者のフィールドに unknownorganizer@calendar.google.com として返されていました(具体的な内容なし)。今回の更新により、こうした予定もすべてのプロパティと具体的なユーザー(主催者)を返すようになります。以前の API 戻り値について暗黙の想定をしないようコードを確認し、eventType パラメータを使用して通常、OOO、サイレント モード、勤務場所の予定にそれぞれの処理を実行させてください。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。
- デベロッパー: サイレント モード、不在、勤務場所の予定を管理する方法については、デベロッパー向けドキュメントを参照してください。
- エンドユーザー: エンドユーザーによる対応は必要ありません。カレンダーに不在時間を表示するまたはサイレント モードを使用する方法については、ヘルプセンターをご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2023 年 11 月 16 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)
対象
- カレンダー APIはすべてのお客様にご利用いただけます。
- 不在の予定は、Google Workspace Essentials、Enterprise Essentials、Frontline、Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Nonprofits、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus のお客様にご利用いただけます。
- サイレント モードは、Google Workspace Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Nonprofits、Business Standard、Business Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus のお客様にご利用いただけます。