この記事は 11 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Calendar API 機能の拡張により、勤務場所のデータに加えて、不在やサイレント モードのデータも読み書きできるようになります。開発者は API を使用してこのような情報を読み書きし、ユーザーの空き情報を外部システムと同期できます。たとえば、この API と人事システムを組み合わせると、ユーザーが休暇期間を登録したときにカレンダーに OOO が自動入力されます。API を使用してユーザーのカレンダーでサイレント モードを自動的にブロックし、トレーニング コースの受講を促すことも可能です。
 
  • 不在やサイレント モードの読み書きは以下のような場合に便利です。
  • OOO やサイレント モードの予定(Events.InsertEvents.UpdateEvents.Patch)を作成および更新する。
  • OOO およびサイレント モードの特定の機能(会議の自動辞退など)を指定し、通知ミュートのステータスを設定する。
  • カレンダーから読み込む予定の種類を自由に組み合わせて選択する(Events.List)。
 
この情報の読み書きにより、ユーザーが同じ情報を複数のシステムに入力する必要がなくなり、手動での離脱が削減されます。
 

対象

デベロッパー
 

利点

カレンダーの予定に関する API 機能がさらに充実し、今年すでに発表された勤務場所に加え、不在とサイレント モードの予定がサポートされるようになります。組織の IT エコシステム全体で特定の種類の予定を同期すれば、ユーザー ジャーニーが円滑に進み、ユーザーとリソースおよびユーザー相互の連携が容易になります。たとえば、次のような場合です。
 
  • 勤務場所のデータをマッピングして、現地のリソースをより効果的に調整し、共有デスクスペースの予約ツールなど他のサードパーティ システムに反映する。
  • 休暇や PTO の申請に基づいて自動的に OOO をブロックする。
  • サイレント モードの予定をブロックし、オンボーディングや企業の他のトレーニング プログラムの受講をユーザーに促す。
 

補足情報

今回の更新以前は、API v3 でユーザーのカレンダーの読み出しをリクエストした場合、不在とサイレント モードの予定は主催者のフィールドに unknownorganizer@calendar.google.com として返されていました(具体的な内容なし)。今回の更新により、こうした予定もすべてのプロパティと具体的なユーザー(主催者)を返すようになります。以前の API 戻り値について暗黙の想定をしないようコードを確認し、eventType パラメータを使用して通常、OOO、サイレント モード、勤務場所の予定にそれぞれの処理を実行させてください。
 
 

ご利用にあたって

 

リリース スケジュール

対象

  • カレンダー APIはすべてのお客様にご利用いただけます。 
     
  • 不在の予定は、Google Workspace Essentials、Enterprise Essentials、Frontline、Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Nonprofits、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus のお客様にご利用いただけます。
     
  • サイレント モードは、Google Workspace Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Nonprofits、Business Standard、Business Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus のお客様にご利用いただけます。

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