2024年7月30日火曜日

Classroom の Read Along で生徒の読む力の向上を支援

この記事は 6 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Read Along は、子どもたちが読書を楽しめるようサポートする Android の読書アプリとして、2019 年にリリースされました。Read Along のアプリ内読書アシスタントは、読み上げをガイドします。読むことに苦労しているようであればサポートし、うまく読み上げることができたら星を付与して子どもを励まします。
 
このたび、Google Classroom に Read Along が導入されたことをお知らせいたします。この機能により、教師は Lexile® 指数、学年レベル、フォニックスのスキルに基づいてそれぞれの生徒に合わせた読書の課題を割り当てることができ、生徒は教師の手助けがなくても読書のスキルを高めることができます。この機能では、デジタル読書アシスタントの Diya が、AI を活用して生徒をリアルタイムで支援し、発音の向上をサポートします。Read Along では、生徒には楽しく魅力的な読書の課題が割り当てられ、一方で教育者には、正確さ、速度、読解力などの、生徒の読書力の進歩に関する分析情報が提供されます。
 
Classroom の Read Along
教育者にとっては、次のようなメリットもあります。
  • Classroom 内の Read Along ライブラリで、フィクションとノンフィクションの両方を含む 800 冊を超える書籍にアクセスできます。これには、HeggertyReadWorks などの出版社からのテキストも含まれます。各書籍は Lexile® レベル、学年レベル、フォニックスのスキルに基づいて分類され、読解力を問う問題が含まれているものもあります。
  • 生徒の読解力に基づいて適切な難易度の書籍を割り当てることで、学習体験を個別にパーソナライズできます。
  • 読解力を問う問題が含まれる書籍を割り当てることで、理解度をチェックできます。
  • Classroom の Read Along は全世界で利用でき、世界中の生徒が英語の読書スキルを高めることができます。

 

Classroom の Read Along のレポート
影響を受けるユーザー
 
管理者とエンドユーザー
 
 

利点

Classroom の Read Along を利用すれば、生徒は楽しく魅力的な読書課題の割り当てを受け、教育者はパフォーマンスをトラッキングして、追加のサポートが必要な生徒を簡単に特定できるようになります。主な機能は次のとおりです。
  • 各生徒の読解レベルやフォニックスのレベルに基づいたアクティビティによって、読書スキルの向上を支援します。
  • AI を活用した読書アシスタントの Diya がリアルタイムで生徒を支援し、正しい発音などに関してその場でサポートします。
  • 正確さ、速度、読解力など、生徒の読書力の進歩に関する重要な分析情報を提供します。
  • 英語学習者の読書スキル向上をサポートします。スペイン語の追加サポートもあります。
 

補足情報

Read Along は、Google Workspace for Education をご利用のお客様向けの Workspace サービスになりました。管理コンソールの Workspace サービスのリストにこのサービスが表示されます。Classroom の Read Along は、学校が発行した Google アカウントを持つすべての Google Workspace for Education ユーザーがご利用いただけます。Workspace for Education 利用規約が適用され、データの収集および使用は Google Workspace for Education のプライバシーに関するお知らせに則って実施されます。
 
 

必要なご対応について

リリース スケジュール

  • この機能はすでにご利用いただけるようになっています。

対象

Google Workspace の対象エディション: 
  • Education Plus、Teaching & Learning Upgrade

関連情報