この記事は 6 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
機密性の高いデータに関する安全な PIN コードベースのコラボレーション機能であるビジターとの共有が拡張され、クライアントサイド暗号化が適用されたファイルが対象に追加されました。これにより、暗号鍵、本人確認、ユーザー権限を細かく制御して情報の機密性を維持しながら、Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで機密性の高いファイルを外部パートナーと安全に共同編集できます。
必要なご対応について
- 管理者:
- 管理者は、外部参加者がアクセスできるように IdP / KACLS の設定を更新し、クライアントサイド暗号化が適用されたドキュメントへのアクセスと共同編集に使用できるサードパーティの ID プロバイダを設定する必要があります。
- クライアントサイド暗号化は、ドメイン単位、組織部門単位、グループ単位で有効にできます([管理コンソール] > [セキュリティ] > [アクセスとデータ管理] > [クライアントサイドの暗号化])。クライアントサイド暗号化について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー: Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドでの暗号化ファイルの操作とビジターとの共有の詳細をヘルプセンターでご確認ください。
- ビジター: ヘルプセンターでビジター セッションを削除する方法をご確認ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 6 月 20 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus
関連情報
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 外部ユーザーにクライアントサイド暗号化コンテンツへのアクセスを提供する
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: クライアントサイド暗号化(CSE)で使用する ID プロバイダに接続する
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: クライアントサイド暗号化をオンまたはオフにする
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: クライアントサイド暗号化について
- Workspace アップデート ブログ: Google アカウントを使用していない相手との共同編集が便利に(ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、サイト)
- Workspace アップデート ブログ: Google ドライブのビジターとの共有を使用したコラボレーションの強化