この記事は 6 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
昨年、管理者や教師が学年度全体を採点期間に区切り、Google Classroom の課題に適用できる採点期間オプションが導入されました。
そしてこのたび、採点期間のエンドポイントと Classroom API の機能が、Google Workspace デベロッパー プレビュー プログラムでご利用いただけるようになりました。具体的には、デベロッパーは以下を行えるようになります。
- コースに適用される採点期間の作成、変更、削除
- コースに適用される採点期間の読み取り
- コースワーク リソースに適用される採点期間の参照、設定、読み取り
- 既存のコースワーク アイテムに対する採点期間の設定
影響を受けるユーザー
デベロッパー
利点
デベロッパーは、採点期間の新たなエンドポイントを使うことで、管理者や教師に代わり Google Classroom の採点期間を作成、変更、読み取りできるようになります。
必要なご対応について
- 管理者: Google Classroom API には、管理者が Google Classroom のコースと名簿の管理を行うための RESTful インターフェースが用意されています。詳しくは、Google Classroom API の概要をご覧ください。
- デベロッパー:
- 採点期間の API を使用するには、Google Workspace デベロッパー プレビュー プログラムで利用をお申し込みください。
- アプリケーション デベロッパーは、Google Classroom API を使ってアプリと Google Classroom を統合できるようになります。これらのアプリは OAuth 2.0 を使用して、教師に対してクラスと名簿の表示権限をリクエストする必要があります。ドメイン内の教師や生徒が Google Classroom データへのアクセスをアプリに許可できるかどうかは、管理者が制限できます。
- すべての API の使用と Classroom の共有ボタンの統合は、Classroom ブランドの取り扱いガイドラインに準拠する必要があります。
リリース スケジュール
- この機能は、現在 Google Workspace デベロッパー プレビュー プログラムを通して利用できます。
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Education Plus