2024年11月20日水曜日

Gmail、Google ドライブ、Google ドキュメント用の Google Workspace 拡張機能がオープンベータ版として Gemini(gemini.google.com)で利用可能に

この記事は 7 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



[更新] 2024 年 9 月 30 日: このたび Google Workspace 管理者は、Gemini の Google Workspace 拡張機機能から、他のサービスを無効化することなく任意の Google Workspace のサービスのみ無効化できるようになりました。

 

概要

このたび、Gmail、Google ドライブ、Google ドキュメント用の Google Workspace 拡張機能が Gemini(gemini.google.com)で利用可能になりました。この機能を有効にすると、Gemini がこれらのアプリをデータソースとして相互参照し、回答の改善に役立てることができます。
 
Gemini 拡張機能のページに表示された Google Workspace 拡張機能
 
 
 
 
この機能は、Gemini Business、Enterprise、Education、Education Premium のアドオンをご利用中の Google Workspace のお客様にオープンベータ版として提供されるもので、登録は必要ありません。
 

対象

 
管理者とエンドユーザー
 

利点

 
Google Workspace 拡張機能により、Gemini から Gmail、Google ドキュメント、Google ドライブの情報にアクセスできるようになり、Gemini の機能が強化されます。Gemini はこの追加データを特定、参照、統合し、より多くの情報から関連性の高い回答を生成できます。この緊密な統合により、日常のワークフローで Gemini の機能をよりシームレスに活用し、生産性を高めることができます。たとえば、対象顧客についてまとめたドキュメントを参照しながら、Gemini(gemini.google.com)で顧客調査を実施できます。
 

 

補足情報

  • オープンベータの期間中、Google Workspace 拡張機能で Gmail、Google ドライブ、Google ドキュメントのコンテキストアウェア アクセス(CAA)はサポートされません。コンテキストアウェア アクセスを使用すると、ユーザーのデバイスが組織の IT ポリシーに準拠しているかどうかなどの状況に基づいて、そのユーザーがどのアプリにアクセスできるかを制御できます。コンテキストアウェア アクセスの詳細をご確認ください。
  • Google Workspace 拡張機能は、Google ドライブ内のファイルのアクセス制御設定に従います。このため、ユーザーは自身が所有するファイルか、自身と共有されているファイルにのみアクセスできます(共有ドライブで共有されているファイルを除く)。
  • 「その他の Google サービス」として Gemini にアクセスしている Google Workspace ユーザーは Google Workspace 拡張機能を利用できません。
  • Gemini アプリが拡張機能から受け取る Google Workspace の個人的なコンテンツが、AI モデル改善のために第三者によって確認されること、AI モデルのトレーニングに使用されること、他のユーザーや組織と共有されることはありません。詳細はヘルプセンターをご覧ください。

ご利用にあたって

  • 管理者: 
    • この機能はデフォルトでオフになっていますが、組織部門単位またはグループ単位でオンにすることができます。オープンベータの期間中に Google Workspace 拡張機能を使用するには、Google ドライブ、Gmail、Google ドキュメントでこの拡張機能を有効にする必要があります。
 
 


リリース スケジュール

 

対象

Google Workspace とともに以下のサービスをご利用のお客様
  • Gemini Business、Enterprise、Education、Education Premium のいずれかのアドオン
 

リソース