2024年11月26日火曜日

Google ドライブのサイドパネルにある Gemini で、PDF の表示方法が刷新

この記事は 7 月 30 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

PDF の表示中に、サイドパネルで Gemini を利用できるようになりました。今回の更新は、以下のようなあらゆる種類の PDF に対応しています。
  • スキャンした PDF: 紙のドキュメントを撮影して PDF 化したもの。
  • ネイティブ PDF: スキャンからではなく、コンピュータ上で作成した PDF。
  • テキスト集約型 PDF: 文章が多く含まれる長い PDF。
  • 表集約型 PDF: 複雑な表が含まれる PDF。
今回のアップデートにより、Gemini in ドライブを使用して PDF ファイルを次のように活用できるようになります。
  • 要約: 長く複雑な PDF の内容を簡潔に把握できます。
  • 質問する: PDF から特定の情報やインサイトを探せます。
  • 新規コンテンツの作成: PDF の内容に基づいて、学習ガイドやメールの下書きなどの新しいコンテンツを作成できます。
  • 情報の統合: 「@」と入力することで、Google ドライブ内の他のファイルと PDF を組み合わせることができます。
Gemini in Google ドライブの PDF ビューア
 
 

ご利用にあたって

  • 管理者: ユーザーが Workspace アプリのサイドパネルで Gemini にアクセスするには、スマート機能とパーソナライズを有効にしておく必要があります。管理者は、管理コンソールでユーザーのパーソナライズ設定をデフォルトで有効にすることができます。
  • エンドユーザー: 
    • この機能にアクセスするには、Google ドライブのドキュメント リストから PDF をダブルクリックして新しいタブで開き、上部のバーのプロフィール写真の横にある Gemini アイコンをクリックします。
    • 初めてこの機能を使用するときに、ウェルカム ダイアログが表示され、サイドパネルが自動的に開きます。
    • 詳しくは、ヘルプセンターで Gemini in ドライブを PDF で活用する方法をご覧ください。

リリース スケジュール

対象

Google Workspace をご利用で、以下のサービスをご使用のお客様
  • Gemini Business、Enterprise、Education、Education Premium の各アドオン
  • Google One AI プレミアム

関連情報