2024年12月3日火曜日

Google Meet の配信オーディエンス向け超低レイテンシ ライブ ストリーミングの対応規模を最大 100,000 人の視聴者に拡大

この記事は 8 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

一部の Google Workspace エディション* で、Google Meet の超低レイテンシ ライブ ストリーミング機能を利用した会議を行う際に、最大 100,000 人の視聴者をサポートできるようになりました。これにより、企業はより多くの視聴者を対象に、帯域幅の消費量を抑えユーザー エクスペリエンスが向上したライブ ストリーミングを柔軟に提供できます。超低レイテンシ ライブ ストリーミングを視聴するために、25,000 人までの視聴者が同一リージョンのデータセンターに同時接続できます。

 

対象

管理者とエンドユーザー
 

 

利点

タウンホール ミーティングや基調講演といった視聴者の多いイベントにおいて、ライブ ストリーミングは重要なツールです。低レイテンシ ライブ ストリーミング機能の対象が 25,000 人から 100,000 人に増えることで、企業はより多くの視聴者にリーチできるようになり、またユーザーには機能と品質の改善に関する次のようなメリットがもたらされます。
 
  • 遅延を体感することがほとんどない
  • スピーカーの動画の解像度が大幅に向上(スピーカーあたり最大 720p)
  • 最大 2880x1800 でコンテンツと画面を共有
  • 自動カメラカット機能の向上により、特に重要なスピーカーとコンテンツにフォーカス
  • 絵文字のリアクション、アンケート、Q&A により視聴者とのやり取りが可能

 

補足情報

Google Meet のコンテンツ配信ネットワーク(eCDN)
多くの視聴者が属するグループが単一のネットワーク ロケーションまたは共有ゲートウェイから接続している場合、Google Meet の eCDN を使用すれば、ネットワークの帯域幅を大幅に抑えてメディアをフル画質にできる可能性があります。eCDN について詳しくは、Workspace アップデート ブログの記事ヘルプセンターの記事をご覧ください。    
 
 
視聴者が Google Meet ルーム ハードウェアから超低レイテンシ ライブ ストリーミングに参加できるように
Google Meet の超低レイテンシ ライブ ストリーミング機能を、Google Meet ルーム ハードウェアからも利用できるようになりました。タウンホール ミーティングや基調講演といった視聴者の多いイベントにおいて、ライブ ストリーミングは重要なツールです。Google Meet ルーム ハードウェアからの利用もサポート対象となることにより、ユーザーは小規模なグループでも大規模なグループでも同時にライブ ストリーミングを視聴できるようになります。Google Meet ハードウェア経由でライブ ストリーミングを視聴できるようにするには、開催者がゲストに変更を許可している視聴専用のカレンダーの予定に会議室を招待します。その予定が開始する直前に、ライブ ストリーミングの名前が会議室の予定リストに次の予定として表示されます。タッチ スクリーンでライブ ストリーミングをタップすると参加できます。
 
 
会議の開催者や主催者は、視聴専用のカレンダーの予定で会議室を直接招待できます。詳しくは、ヘルプセンターのビデオ会議のライブ ストリーミングについての記事をご覧ください。カレンダーの予定がロックされて編集できない場合、個々のユーザーはその予定を複製して自分用の視聴専用コピーを作成できます。このコピーには、視聴場所として追加したい会議室を設定できます。詳しくは、ヘルプセンターでライブ ストリームの視聴をご覧ください。
 

 

ご利用にあたって

リリース スケジュール

 

対象

  • Google Workspace Enterprise Plus、Education Plus、Enterprise Essentials Plus をご利用のお客様*
 
*注: 一部のお客様に対する超低レイテンシ ライブ ストリーミング機能のリリースには、時間がかかることがあります。機能が実装された時点で、これらのアップデートのご利用を開始していただけます。
 
 

関連情報