2024年12月20日金曜日

Google スプレッドシートでサードパーティ製スマートチップが利用可能に

この記事は 10 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

昨年、サードパーティのスマートチップを使用して、アプリから直接 Google ドキュメントにリッチデータを取り込む機能を導入しました。それ以降、多くのユーザーが AsanaJira & ConfluenceCanvaLucidLoomWhimsicalZoho Projects などのパートナー アプリからコンテンツを埋め込んできましたが、その機能が Google スプレッドシートでも利用できるようになりました。
 
本日より、サードパーティ製アプリから Google スプレッドシートに情報を取り込むスマートチップを追加できるようになります。Google ドキュメントに挿入されたサードパーティのチップをスプレッドシートに直接貼り付けることもできます。
 
サードパーティのスマートチップを利用するには、まず管理者またはユーザーが Google Workspace Marketplace からパートナーのアドオンをインストールしておく必要があります。その後、サードパーティのソースからリンクをコピーし、スプレッドシートに貼り付けて Tab キーを押します。こうすると、スプレッドシート内にスマートチップが挿入され、作業を妨げることなくアプリからの重要な情報を直接プレビューできます。
Google スプレッドシートにおけるサードパーティのスマートチップ

ご利用にあたって

  • 管理者: サードパーティのスマートチップを作成、使用できるのは、デベロッパーがそのアプリケーションでチップを有効にしている場合のみです。また、そのアプリケーションの特定のアドオンをインストールするか、許可リストに登録して、エンドユーザーがこの機能を利用できるようにしておく必要があります。詳しくは、ヘルプセンターでドメイン内に Marketplace アプリをインストールする方法と、Google Workspace Marketplace アプリを管理する方法についての記事をご覧ください。
  • デベロッパー: サードパーティのスマートチップを作成する方法について詳しくは、ヘルプセンターの記事をご確認ください。
  • エンドユーザー: 
    • この機能を使用するには、サードパーティ製アプリケーションの特定のアドオンが管理者によってインストールされているか、許可リストに登録されている必要があります。他のアプリケーションからのサードパーティのスマートチップの挿入について詳しくは、ヘルプセンターの記事をご確認ください。
    • サードパーティへのリンクをスマートチップに変換するには、次のいずれかを行います。
      • サードパーティのソースからリンクをコピーし、スプレッドシートに貼り付けて Tab キーを押します。
      • リンクにカーソルを合わせると表示されるポップアップ カードでリンクをチップに置き換えます。
サードパーティのアドオンがインストールされていれば、チップにカーソルを合わせたときに、サードパーティによって定義されている情報がホバーカードに表示されます。
サードパーティのアドオンがインストールされていれば、チップにカーソルを合わせたときに、サードパーティによって定義されている情報がホバーカードに表示される
 

リリース スケジュール

 

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、Workspace Individual 登録ユーザー様、個人の Google アカウントをお持ちのユーザー様
 

関連情報