この記事は 10 月 15 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
今年、Google ドライブのインベントリ レポートがベータ版としてリリースされましたが、本日より、この機能の一般提供を開始します。API と比較して、インベントリ レポートを BigQuery にエクスポートすると、管理者はデータに対する理解をさらに深め、データの分類、アクセス、使用方法に関する分析情報を得ることができます。これらの指標を理解することは、セキュリティ リスクの特定や規制要件の遵守などに役立ちます。詳しくは、最初のお知らせをご参照ください。
一般提供の開始と同時に、次の新機能が追加されました。
- インベントリ レポートの生成時に、管理者が指定したデータ リージョンの設定が適用されます。
- レポート内で、ファイル作成者のメールアドレス、ファイルのオーナーが所属する組織部門、共有ドライブのアイテムに継承された権限を確認できるようになりました。
- インベントリ レポート関連のアクションを管理者が把握しやすくするために、設定の更新、設定の削除と作成、完了したレポートと失敗したレポートについて監査イベントが記録されるようになりました。
ご利用にあたって
- 管理者: ドライブのインベントリ レポートについて詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: リリースは完了しています。
対象
Google Workspace の対象エディション*:
- Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Education Standard、Education Plus
- Enterprise Essentials Plus
- Cloud Identity Premium
*この対象エディションとは、レポートを生成できるエディションを指すことに注意してください。レポートには、特定の Google Workspace エディションのエンドユーザーだけでなく、すべてのエンドユーザーが含まれます。