2025年1月15日水曜日

2 つの新しい管理者設定で、ユーザーがアカウント復元情報を追加できるかどうかを制御可能に

この記事は 12 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



 

概要

このほど、新しい管理者向け設定がさらに 2 つ追加されます。これにより管理者は、ユーザーが Google Workspace アカウントに再設定用のメールアドレスや電話番号を追加できるかどうかを制御できるようになります。

デフォルトでは、再設定用のメールアドレスまたは電話番号を追加する機能は、ほとんどの Workspace ユーザーと教育機関(小中高)の特権管理者に対してオンになっていますが、以下の点に注意が必要です。

 

  • 教育機関(小中高)のユーザーの場合、再設定用のメールアドレスと電話番号の追加はデフォルトでオフになっています。
  • 再設定用の電話番号の収集は、管理コンソールで無効に設定されていても、特権管理者に対しては常に有効です。

 

管理者がこれらの設定に対して行う変更は、既存の組織部門(OU)設定よりも優先されます。ただし、前述のとおり、特権管理者は例外です。

[セキュリティ] > [アカウント復元] > [復元情報]
 

 

対象

管理者とエンドユーザー
 
 

この機能の意義

アカウントに復元情報を追加しておくと、ユーザー アカウントのセキュリティ向上、ユーザー アカウントの復元、さらにはリスクのあるログインや再認証の試みなどのセキュリティ関連イベントの評価に役立ちます。もっとも、お客様がユーザーによる復元情報の追加を許可しない理由はいくつか考えられます。たとえば、復元情報をオフにすることで、GDPR などの地域ごとのプライバシーに関する規則に対応しやすくなる場合などです。そうした場合、管理者が自ら復元情報を追加することもできます。今回の更新によって、管理者はユーザーにとって最も適切な設定を選択できるようになります。
 

ご利用にあたって

 

リリース スケジュール

 

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様
 

リソース