この記事は 11 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google は過去 1 年間にわたって Google Chat のユーザー エクスペリエンスの向上を続けてきましたが、このたび、Chat の会話をカスタム セクションにまとめて整理できるようになりました。カスタム セクションは要望の多かった機能で、トピックやプロジェクトに関する同様の会話を 1 箇所にまとめたい場合に役立ち、Chat の左側のメニューから操作できます。
カスタム セクションを作成するには、Chat のダイレクト メッセージまたはスペース セクションに移動し、その他メニューにカーソルを合わせ、[新しいセクションを作成] を選択します。カスタム セクションに名前を付けたら、Enter キーを押します。会話をダイレクト メッセージやスペースからカスタム セクションに追加するには、次の操作を行います。
- 別のセクションからドラッグ&ドロップする
- 会話にカーソルを合わせて、その他メニューをクリックし、[会話を移動] を選択してからカスタム セクションに移動する
これまでは、左側のメニューのダイレクト メッセージとスペースのセクションは独立した個別にスクロール可能なリストでした。今回のアップデートで、ユーザーはすべてのセクションを 1 つの集約された会話リストとしてスクロールして、会話の特定のセクション間を移動できるようになりました。また、[すべて表示] で開くことにより、各セクションの上位の会話を表示したり、過去の会話を見つけたりできます。
また、各セクションでは次の操作を行えます。
- 各セクションのサイズ(高さ)を変更する
- 必要に応じて左側のメニューで、セクションを上下に移動して順序を並べ替える
- 未読のボタンをオン(またはオフ)に切り替えて、各セクション内で注意の必要な新規メッセージをすぐに見つけられるようにする
- 未読切り替えの横にあるその他メニューから新規のダイレクト メッセージまたはスペースのメッセージを開始する
対象
エンドユーザー
利点
今回行った Chat の左ナビゲーションの刷新により、ユーザーは所属する組織の設定に基いて、簡単にメッセージを見つけられるようになりました。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能に管理者向けの設定はありません。
- エンドユーザー:
- デフォルトでは、会話リストはダイレクト メッセージ、スペース、アプリごとにまとめられ、各セクションはアクティブな会話のみを表示するよう設定されています。
- 新しい Chat エクスペリエンスはモバイルでも実装されていますが、セクションの作成と管理はパソコン版の chat.google.com または Gmail の Chat でのみ行えます。
- 詳しくは、ヘルプセンターで Google Chat を使用する方法をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2024 年 11 月 21 日以降、長期的に展開中(機能の実装に 16 日以上かかる場合があります)で、2025 年 2 月中旬に展開完了予定
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 2 月 17 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様、Workspace Individual 登録ユーザー様、個人の Google アカウントをお持ちのユーザー様