この記事は 11 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
現在、Google ドライブを利用するデベロッパーは、アプリケーションを作成する際、ユーザー エクスペリエンスと安全性の最適化を、drive.file スコープと Google Picker API に頼って行っています。
特定のドライブ ファイルに対するアプリケーションからのアクセスをより速く簡単に行えるようにすることを目的として、Google Picker API でクラスビューに対する setFileIds(fileIds) という新たなメソッドが追加されます。このメソッドを使用すると、アプリケーション デベロッパーは、アプリケーションがアクセスを求めている指定のファイル ID があらかじめ選択された状態でユーザーに選択ツールを提示できます。これにより、ユーザーの同意が迅速に得られ、継続したアプリケーションのエクスペリエンスが実現します。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。
- デベロッパー: ユーザーがアプリケーションを使用して開くフィールドをすでに指定している Chat インターフェースなどのユーザー操作がある場合に、そのフィールドを View クラスで指定し、それらのファイルへの直接の OAuth アクセスを許可するように求めるメッセージを表示できるようになりました。
- エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 1 月 20 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様と Workspace Individual 登録ユーザーの方