この記事は 11 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google は、Google Chat が組織のチームワーク強化の基盤となるよう継続的に取り組んでまいりました。その一環として、このたび、チームのメンバーがすばやく柔軟につながることのできる新しい機能、ハドルをリリースします。
Google Meet を活用したハドルでは、まず音声ですばやく会議を開始できるので、リアルタイムのコラボレーションがこれまでになく簡単になります。ハドルが開始されたら、Chat でマルチタスクを行いながら、ウィンドウをサイズ変更またはドラッグしたり、本格的な会議が必要になったら動画を追加したり、画面を共有したりできます。
ハドルは、Chat と Meet にまたがるシームレスなコラボレーション エクスペリエンスを実現します。たとえば、同僚と 2 人でプロジェクトについて Chat のストリームでメッセージをやり取りしている際、ハドルですばやく相互理解を確認するなど、さまざまな状況で便利にご活用いただけます。
対象
エンドユーザー
利点
ハドルは、ハイブリッド ワーカーの会議疲れを軽減し、メールやチャットで議論が長引いてしまうのを防ぎます。会話を中断してから改めて会議を開催する代わりに、Chat のエクスペリエンスに直接組み込まれたハドルを利用することで、スムーズに打ち合わせに入ることができます。ハドルではマルチタスクもサポートされているため、Chat の利用中に簡単に画面のサイズ変更や共有ができます。
補足情報
現在 Google Chat の入力バーに配置されている Meet のビデオボタンは Chat のヘッダーに移動され、通話、ハドルの開始、Meet リンクの共有といった複数オプションを 1 か所から選択できるようになります。
ご利用にあたって
- 管理者: ドメインでユーザーの Meet 使用をオフに設定している場合、ユーザーはハドルを作成できません。ただし、ハドルに参加することは可能です。組織で Meet の会議と通話を有効にする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー:
- ハドルは、ダイレクト メッセージ、グループ メッセージ、スペースでご利用いただけます。
- Chat でハドルを開始するには、チャット メッセージの右上にあるビデオ アイコンをクリックし、[ハドルを開始] を選択します。
- ハドルは、デフォルトでは音声のみ有効になっていますが、いつでもビデオを有効にすることができます。
- 他のユーザーからハドルへの参加をリクエストされると、メッセージ スレッドにチャットのチップが表示され、そのユーザーがハドルを開始したことが示されます。ハドルに参加するには、[参加] をクリックします。Chat のヘッダーには、その会話に対するハドルの切り替えボタンも表示されます。
- 詳しくは、ヘルプセンターで Google Chat のハドルについての記事をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2024 年 11 月 27 日以降、長期的に展開中(機能の実装に 16 日以上かかる場合があります)で、2025 年 1月中旬までに展開完了予定
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 1 月 27 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Business Starter、Business Standard、Business Plus
- Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Frontline Starter、Frontline Standard
- Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
- Nonprofits