2025年2月6日木曜日

所属組織に合わせて Chrome ウェブストアを編成し、カスタマイズする

この記事は 1 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

管理者は新しいオプションを使い、ユーザーに合わせて Chrome ウェブストアのエクスペリエンスをカスタマイズできるようになりました。

 

  • ブランディングと顧客メッセージ: 会社のロゴの追加、ウェルカム バナーやお知らせバナーのカスタマイズが可能です。
  • 厳選コレクション: ユーザー向けに特定の拡張機能を整理できます(おすすめの拡張機能、非公開の拡張機能など)。また、IT 管理者が許可リストに登録したすべてのアイテムを表示する拡張機能のコレクションも、新たに表示されます。
  • カテゴリ制御: 特定の拡張機能のカテゴリを非表示にして、ユーザーによる閲覧エクスペリエンスを合理化できます。

 

また、Chrome ウェブストアの検索エクスペリエンスも改善されました。検索結果で、ブロックされたアイテムは見つけやすいようタグ付きで表示されるほか、[非公開アイテム] フィルタをはじめとするより高度なフィルタを使うこともできるので、エンドユーザーの利便性が向上します。  

カスタマイズされた Chrome ウェブストアの一例
 

 

影響を受けるユーザー

管理者とエンドユーザー
 
 

利点

Google Workspace をご利用のお客様のユーザーとそのニーズは多種多様です。Chrome 拡張機能を使用することで、ユーザーはワークフローを改善し、生産性を向上できます。しかし、使用できる拡張機能が多すぎると、管理者にとってもエンドユーザーにとっても探すことが負担となります。ユーザーに対してどの Chrome 拡張機能を許可するか精査するプロセスは、管理者が手動ですることが多く、時間がかかります。関連のある拡張機能や管理者が承認した拡張機能を見つけるために、膨大な拡張機能のカタログを詳しく調べるのはエンドユーザーの負担になります。
 
今回のアップデートにより、企業における Chrome ウェブストアのエクスペリエンスが大きく改善されます。管理者は、Chrome ウェブストアのエクスペリエンスをユーザー向けにカスタマイズ、整理、制御できるようになります。推測して探す手間やブロックされた可能性能ある拡張機能を検索する必要がないため、エンドユーザーは、仕事に関連のある拡張機能や管理者が承認した拡張機能を簡単に見つけられるようになります。
 

 

ご利用にあたって

 
 
 

リリース スケジュール

 

対象

  • Google Workspace をご利用で、管理コンソールにアクセスできるすべてのお客様
 

リソース