この記事は 2 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
2024 年 11 月に、Gmail のデータ分類ラベルのオープンベータ版をリリースしました。本日より、Android および iOS モバイル デバイスで Gmail アプリを使用するときに、データ分類ラベルを利用できるようになりました。データ分類ラベルがモバイルでも利用可能になったことにより、ユーザーが情報の共有やアクセスをデスクトップ デバイスから行う際でも、現場や外出先でモバイル デバイスから行う際でも、組織はデータを保護できます。
モバイルでは、分類ラベルはメッセージの作成時、メッセージの読み取り時、メッセージのスレッド表示時などに利用されます。
さらに、これらの保護により、自動化された方法でデータ セキュリティが強化されます。Gmail のデータ分類ラベルについて詳しくは、最初のお知らせをご覧ください。
ご利用にあたって
- 管理者:
- Gmail で分類ラベルが有効になっていると、iOS および Android の作成フローで分類フィールドがユーザーに表示されるようになります。
- 分類ラベルを初めて使用する場合は、ドメイン、グループレベル、または個々のユーザーレベルで有効にすることができます。分類ラベルの操作、Gmail DLP と自動分類ラベル、メールと添付ファイルのデータ漏洩の防止について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- この機能はまだオープンベータ版の期間であり、モバイル サポートも導入されましたので、機能を一般提供に向けて最適化できるように、引き続きフィードバックをご提供くださいますようお願いいたします。
- エンドユーザー: 管理者によって設定されている場合、モバイルで新しいメッセージを作成したり、既存のメッセージの返信や転送をしたりするときに、[分類] オプションが表示されます。このメニューを開くと、メッセージに関連するラベルを選択できます。詳しくは、ヘルプセンターで Gmail で分類ラベルを追加するをご覧ください。
リリース スケジュール
- Android: リリース済み
- iOS: 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 2 月 11 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
ラベル マネージャーと手動による分類の Google Workspace の対象エディション:
- Frontline Starter、Frontline Standard
- Business Standard、Business Plus
- Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Education Standard、Education Plus
- Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
ラベルを条件または処理として使用するデータ損失防止(DLP)ルールの対象エディション:
- Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、Teaching & Learning Upgrade
- Frontline Standard
- Cloud Identity Premium(Gmail に対応した Workspace のエディションと組み合わせて使用)