この記事は 2 月 4 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
2024 年 10 月、データ移行サービスを拡張し、管理者が OneDrive のデータを Google ドライブに移行できる機能を追加しましたが、このたび、この機能の一般提供を開始いたしました。今後は、共有メンバーとのアクセス権限に対応するファイルを含め、最大 100 ユーザー分のファイルを一括で移行できるようになります。
一般提供のリリースに伴い、管理者向けの設定を追加しました。これにより、管理者は以下のことが可能になります。
- 特定の期間内に移行するファイルを指定する。
- 特定のファイル形式やサイズが大きいファイルを除外する。
- ID マッピングのアップロードをスキップし、移行元と移行先のユーザーを自動的にマッピングする。
このツールが一般提供となり、カスタマイズ設定が増えたことで、エンドユーザーのサービス停止を最小限に抑えつつ、Workspace への大規模なデータ移行を簡単かつ迅速に行えるようになりました。詳しくは、ベータ版に関する以前のお知らせをご覧ください。
完了した移行の例。
ご利用にあたって
- 管理者: この移行を行えるのは特権管理者のみとなります。OneDrive アカウントからのファイルの移行について詳しくは、ヘルプセンターの記事をご確認ください。
- エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 2 月 4 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション
- Business Starter、Business Standard、Business Plus
- Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning アドオン
- Essentials Starter、Essentials
- Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
- Nonprofits