この記事は 5 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

本日より、新しいデータ移行サービスを使用して、Microsoft SharePoint Online から Google ドライブにファイルを移行できるようになりました。この機能により、管理者は SharePoint Online サイトからのデータ(ドキュメント ライブラリ、フォルダ、ファイル、関連する権限など)の移行が可能となり、組織全体の Google Workspace への移行を迅速かつ容易に進めることができます。

次の簡単な手順に沿って移行を開始し、完了させることができます。

 

  • データのコピー元の SharePoint Online アカウントに接続します。
  • データのコピー元のサイトと、コピーしたデータを格納する Google ドライブのフォルダを指定します。
  • 権限をコピーするユーザーとグループを指定します。

 

Microsoft SharePoint Online での移行の実行例
 
 
 
この新機能はオープンベータ版でのご提供であるため、追加でお申し込みいただく必要はありません。
 

 

補足情報

  • 一度に最大 100 個の SharePoint Online サイトから Google ドライブの共有ドライブにデータを移行できます。
  • サイト数やファイル数(移行済み / スキップ済み)など、移行の進捗状況に関する包括的なレポートを参照できます。また、エラーの調査とトラブルシューティングの目的で移行レポートをエクスポートすることも可能です。
  • 新しく追加または更新されたファイルを移行するために、差分アップデートをご利用いただけます。
     

ご利用にあたって

  • 特権管理者: この新しいソリューションは、管理コンソールの [メニュー] > [データ] > [データのインポートとエクスポート] > [データ移行(新規)] からご利用いただけます。詳しくは、ヘルプセンターで新しいデータ移行サービスについて(特に Microsoft SharePoint の移行)の記事をご覧ください。

リリース スケジュール

 

対象

Google Workspace の対象エディション:
  • Business Starter、Business Standard、Business Plus
  • Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus
  • Education Fundamentals、Standard、Plus、Teaching and Learning アドオン
  • Essentials Starter、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
  • Google Workspace for Nonprofits

リソース