この記事は 6 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
本日より、監査と調査ツールおよびセキュリティ調査ツールで、新しいデータ移行サービスのログイベントにアクセスできるようになりました。次のようなさまざまな属性で検索できます。
- 移行を開始したユーザー
- 移行されるデータ
- 移行の設定または実行された日時など
ログイベントにより、管理者は組織内のデータ移行アクティビティを明確に把握できます。移行を開始したユーザー、関連するデータの種類、移行の進捗状況に関する分析情報を得られるほか、問題のトリアージと解決を先行して行うこともできます。
セキュリティ調査ツールにアクセスできる Google Workspace のお客様は、移行された各オブジェクトに関する詳細情報の確認、問題のトラブルシューティング、カスタムルールの作成などを行うことができます。また、一部の Google Workspace のお客様は、ログイベントを BigQuery にエクスポートして、さらに分析したり、カスタム レポートを作成したりできます。詳細情報を以下に記載します。
セキュリティ調査ツールのデータ移行のログイベント
ご利用にあたって
- 管理者: ヘルプセンターで、新しいデータ移行サービス、データ移行のログイベント、監査と調査ツール、セキュリティ調査ツール、レポートログの BigQuery へのエクスポートについてご確認ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
リリース スケジュール
- セキュリティ調査ツールのデータ移行のログイベント: 現在利用可能。
- BigQuery へのエクスポート: 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 6 月 17 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
監査と調査ツールは、Google Workspace のすべてのお客様にご利用いただけます。
セキュリティ調査ツールは、以下のエディションの Google Workspace でご利用いただけます。
- Enterprise Standard、Plus
- Education Standard、Plus
- Enterprise Essentials Plus
- Frontline Standard
- Cloud Identity Premium
BigQuery へのログのエクスポートは、以下のエディションの Google Workspace でご利用いただけます。
- Enterprise Standard、Plus
- Education Standard、Plus
- Enterprise Essentials Plus
- Frontline Standard