この記事は 6 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
昨日の発表では、Google フォームで Gemini を使用してフォームの回答を要約できる新機能についてお知らせしました。今回は、さらに Google フォームに追加された AI 機能についてご紹介します。
Google フォームでフォーム作成サポートを使用すると、作成したいフォームについて説明するプロンプトや、サポート対象のドキュメント、スプレッドシート、スライド、PDF を参照するプロンプトを入力して、フォームを作成できます。Gemini により、参照するファイルの詳細が組み込まれた下書きフォームが生成され、すぐに使用することも、さらにカスタマイズすることもできます。
対象
エンドユーザー
利点
ユーザーは Gemini を使用して、カスタマイズ可能なフォームの下書きを簡単に作成できるため、高品質なフォームの作成をより迅速に始めることができ、貴重な時間を節約できます。
補足情報
現時点では、この機能は以下に対応していません。
- 複数のセクションがあるフォームの生成。
- フォームでテストを生成する際の、テスト固有の設定。
ご利用にあたって
- 管理者: ユーザーが Workspace アプリのサイドパネルで Gemini にアクセスするには、スマート機能とパーソナライズを有効にしておく必要があります。管理者は、管理コンソールでユーザーのパーソナライズ設定をデフォルトで有効にすることができます。
- エンドユーザー:
- 新しいフォームの生成:
- forms.google.com から [新しいフォームを作成] に移動します。
- 空白のフォームを開くと、デフォルトで「フォーム作成サポート」のプロンプト カードが開きます。作成したいフォームに関するプロンプトを入力し、[作成] をクリックします。
- 結果に満足できない場合は、
- [再試行] をクリックして、もう一度試してみましょう。同じプロンプトでも、Gemini はタイミングによって異なる結果を返すことがあります。
- プロンプトをタップして変更または編集し、[再試行] をクリックします。
- 満足のいく結果が得られた場合は、
- 生成されたフォームの下書きを挿入します。
- フォームにすでに記載された内容がある場合、生成されたフォームを挿入するとフォーム内の既存の内容が上書きされる旨の警告が表示されます。
- 高評価または低評価のオプションを使用して、生成されたフォームについてのフィードバックを送信できます。
- この機能は、現時点では英語でのみご利用いただけます。
- 詳しくは、ヘルプセンターで Google フォームで Gemini を使用してフォームを作成する方法をご覧ください。
- 新しいフォームの生成:
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2025 年 6 月 11 日以降、長期的に展開(機能をご利用いただけるようになるまでに 16 日以上かかる場合があります)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 7 月 7 日以降、長期的に展開(機能をご利用いただけるようになるまでに 16 日以上かかる場合があります)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Business Standard、Business Plus
- Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Gemini Education アドオンまたは Gemini Education Premium アドオンをご利用のお客様
- Google AI Pro、AI Ultra
- Gemini Business*
- Gemini Enterprise*