この記事は 6 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
最新の更新情報 1 件
別途記載のない限り、以下の機能は Google Workspace をご利用のすべてのお客様に提供されます。これらの機能のリリースは完了しているか展開中です。即時リリースと計画的リリースの両方が同時に行われる場合、展開は 15 営業日以内に完了します。同時に行われない場合、展開は各ステージごと、15 営業日以内に完了します。
多層防御戦略でプロンプト インジェクション攻撃を軽減
今週 Google は、Gemini を保護する方法と、間接プロンプト インジェクション攻撃を利用してユーザーデータの抜き取りや不正な行為を行う、悪意のある行為者による脅威を軽減する方法について、詳細を共有しました。Google は多層防御のアプローチを採用しており、プロンプトのライフサイクルの各段階に合わせて設計されたセキュリティ対策を講じています。Gemini 2.5 モデルの強化、悪意のある指示を検出する専用の機械学習(ML)モデル、システムレベルの保護措置などを通じ、Google は攻撃者にとって不正を行うことが非常に困難で、費用がかかり、複雑になるようにしています。
敵対的データによるモデル トレーニングにより、Gemini 2.5 モデルにおける間接プロンプト インジェクション攻撃に対する防御は大幅に強化されました。こうして確保されたモデル自体のレジリエンスに加え、Gemini には以下のような追加の防御機能も組み込まれています。
- プロンプト インジェクション検出のためのコンテンツ分類
- セキュリティに関する考え方の強化
- マークダウンのサニタイズと不審な
- URL の削除に関するユーザー確認フレームワーク
- エンドユーザー向けセキュリティ対策通知
ブログ投稿「多層防御戦略でプロンプト インジェクション攻撃を軽減」の全文は、Google オンライン セキュリティ ブログでご覧いただけます。| 現在、即時リリースと計画的リリースを利用しているドメインに展開中です。| Google Workspace をご利用のすべてのお客様、Google Workspace Individual に登録されているユーザーの方、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方が対象です。| ヘルプセンターで詳細をご確認ください。
これまでのお知らせ
以下のお知らせは、Workspace アップデート ブログで今週公開されたものです。詳しくは、元のブログ投稿をご覧ください。
Google Classroom の教育者向けの新しいクラス分析とインサイト(教育者向け)
教師は、クラスページの [アナリティクス] タブからデータを表示できます。さらに、クラスのアナリティクス ページで関連する分析情報を確認し、生徒の進捗状況や追加のサポートが必要な分野を把握できます。| 詳しくは、Classroom のクラス アナリティクスに関するブログ投稿をご覧ください。
Android デバイスで 20 以上の言語で Gemini in Google ドキュメントを使用する
Gemini in Google ドキュメントの機能が Android デバイスに導入され、モバイル上でドキュメントについて理解、要約し、質問できるようになりました。これにより、Gemini を使用して外出先でも分析情報や重要ポイントを表示できます。また、Android 版 Gemini in Google ドキュメントは 20 以上の言語で利用可能です。| 詳しくは、モバイルでの Gemini in Google ドキュメントに関するブログ投稿をご覧ください。
管理コンソールでデータ リージョンの監査レポートを利用できるようになりました
管理者は、セキュリティ調査ツールを使用して、[ポリシー準拠のログイベント] という新しいデータセットにアクセスできるようになりました。これらのログを使用することで、管理者は Assured Controls ユーザーのリスト、割り当てられたデータ リージョン、高度なデータ リージョン設定を確認できます。| 詳しくは、監査レポートに関するブログ投稿をご覧ください。
Google Workspace で Gemini 機能のデータ リージョン サポートが利用できるようになりました
今週より、Google Workspace アプリの Gemini 機能(Workspace アプリのサイドパネルの Gemini や Google ドキュメントの「文書作成サポート」など)が、組織で設定されているデータ リージョン要件に準拠するようになります。| 詳しくは、データ リージョンのサポートに関するブログ投稿をご覧ください。
Gemini in Google スプレッドシートで、完全に編集可能なグラフが生成可能に
今年の初めに、Gemini が Google スプレッドシートのデータに基づいて分析情報を提供したり、グラフを生成したりする機能がリリースされました。リリース時点では、生成されたグラフを Google スプレッドシートのセル上に静止画像として挿入することしかできませんでした。今週より、Gemini は完全に編集可能なグラフを生成できるようになり、Google スプレッドシートのデータが変更されると、グラフも再生成されます。| 詳しくは、Google スプレッドシートの編集可能なグラフに関するブログ投稿をご覧ください。
Google Vids で Veo 3 を使用して音声付きの動画クリップを生成
Google は、最新モデルの Veo 3 を導入します。Veo 3 では、より高品質でリアルなサウンドを使った 8 秒間の動画を生成できます。| 詳しくは、Google Vids の Veo 3 に関するブログ投稿をご覧ください。
Microsoft Exchange Online から Google Workspace へのメールとカレンダーの移行が可能に
Microsoft Exchange Online から Google Workspace へのメール移行機能(新しいデータ移行サービスの一部)の一般提供が開始されました。| 詳しくは、メールの移行に関するブログ投稿をご覧ください。
Google フォームで Gemini を使用してフォームの回答を要約
Google フォームの短文回答または段落形式の質問に対する回答から、AI によるテキスト要約が生成されるようになりました。これにより、回答傾向を素早く把握できます。| 詳しくは、フォームの要約に関するブログ投稿をご覧ください。
Google フォームで Gemini を使用して新しいフォームをすばやく作成
フォームの「作成サポート」機能を使えば、作成したいフォームの内容をプロンプトとして入力するだけでフォームのたたき台を生成できます。また、プロンプトで関連するドキュメント、スプレッドシート、スライド、PDF などを指定し、それらの内容に基づいてフォームを自動生成することも可能です。生成されたフォームは、そのまま使用することも、さらにカスタマイズすることもできます。| 詳しくは、フォームの文書作成サポートに関するブログ投稿をご覧ください。
Google ドライブで PDF 概要カードが利用できるようになりました
Gemini in ドライブのファイル関連の機能が拡張され、新たに「PDF 概要カード」が導入されます。| 詳しくは、PDF 概要カードに関するブログ投稿をご覧ください。
会議の参加リクエストの送信者を管理できる、新たな主催者向け機能
会議の主催者は、会議への参加リクエスト(「ノック」とも呼ばれます)を送信できるユーザーを管理できるようになりました。| 詳しくは、主催者向けの設定に関するブログ投稿をご覧ください。
Android や iOS のタブレットから「コンパニオン モード」で会議に参加可能に
コンパニオン モードは、Apple の iPad、Android タブレット、折りたたみ式デバイスで使用できます。| 詳しくは、Meet のコンパニオン モードに関するブログ投稿をご覧ください。
Comeen Google Chat アプリ用の Comeen Workplace AI エージェントのご紹介
Comeen アプリの進化版である Workplace AI エージェントが新たに導入されることになりました。この強力なアシスタントは生成 AI を利用して、ユーザーが自然言語で重要な業務を実行できるようにサポートします。シンプルなプロンプトによって、会議室の予約から職場に関する情報の確認まで、あらゆる作業を数秒で完了させることが可能になります。| 詳しくは、Comeen Google Chat アプリに関するブログ投稿をご覧ください。
リリースが完了した機能
以下の機能は、即時リリースを利用しているドメイン、計画的リリースを利用しているドメイン、またはその両方への展開が完了しています。詳しくは、元のブログ投稿をご確認ください。
計画的リリースを利用しているドメイン:
即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン:
- ベータ版で利用可能: Vault または Takeout のエクスポート後にクライアント側で暗号化されたスプレッドシートを変換します
- Google Meet の会議の管理機能のデザインを更新しました(Android、iOS)(iOS)
- オープンベータ版で提供開始: Microsoft SharePoint Online から Google ドライブへのファイルの移行
- Google Classroom の Read Along の対応言語が拡大されました
- Google Classroom で教師向けの新しいクラス分析とインサイト(生徒のエンゲージメント指標)
- 管理コンソールでデータ リージョンの監査レポートを利用できるようになりました
- Google Workspace で Gemini 機能のデータ リージョン サポートが利用できるようになりました
- Gemini in Google スプレッドシートを使用して、完全に編集可能なグラフを生成する
- メールとカレンダーのコンテンツを Microsoft Exchange Online から Google Workspace に移行する
- Microsoft Exchange からの移行に予定されている変更について
- Google Vids で Veo 3 を使用して音声付きの動画クリップを生成する
- Google Meet でカメラからのコンテンツを共有する
- Comeen Google Chat アプリ用の Comeen Workplace AI エージェントのご紹介