この記事は 6 月 4 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
クライアントサイド暗号化を適用した Google ドキュメントを閲覧中に、提案が表示されるようになりました。編集権限を持つユーザーは、追加、編集、承認、拒否などの提案の操作を行うことができます。このアップデートでは、コメントとアクション アイテムなど、クライアントサイド暗号化を適用したドキュメントの既存の機能が拡張されます。さらに、この追加機能により、暗号鍵へのアクセスに利用する ID プロバイダを含め、ユーザー自身が管理する暗号鍵でデータを守りながら、暗号化されたドキュメントを他のドキュメントと同じように扱うことができます。
クライアントサイド暗号化を適用したドキュメントでの提案機能
ご利用にあたって
- 管理者: クライアントサイド暗号化は、ドメイン単位、OU 単位、グループ単位で有効にすることができます([管理コンソール] > [セキュリティ] > [アクセスとデータ管理] > [クライアントサイド暗号化])。クライアントサイド暗号化について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー: 管理者がクライアントサイド暗号化を有効にしている場合、ヘルプセンターのドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで暗号化されたファイルを使ってみるで詳細をご確認ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 6 月 4 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション
- Enterprise Plus
- Education Standard、Plus
- Frontline Plus