この記事は 7 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
このたび、AppSheet 管理コンソールでライセンス ページの提供を開始しました。Workspace を通じて AppSheet ライセンスを購入したお客様は、購入、割り当て、使用したライセンスを、AppSheet 管理コンソールのライセンス ページから一括して確認できるようになります。また、1 か月間に使用したライセンスと割り当てたライセンスも区別して確認できます。
更新されたライセンス レポートでは、ライセンスのすべてのユーザーとライセンスの使用理由を暦月ごとに確認できます。理由を選択すると、ライセンスを使用する要因となったアプリがハイライト表示されたアプリ使用状況レポートにリダイレクトされます。
AppSheet 管理コンソールの新しいライセンス ページ
補足情報
ライセンスに関する警告
今週より、購入したライセンス数を超えて使用した場合や、ライセンス ティアの低いユーザーとアプリを共有した場合には、AppSheet 管理コンソールに警告が表示されるようになります。
ライセンスの種類にかかわらず、すべての AppSheet ライセンスはサブスクリプションとして請求されます。使用量に基づく請求ではありません。つまり、使用量がコミットメントを超えた場合でも、前払いで購入することに同意したライセンス数を超える料金が請求されることはありません。ただし、ライセンス違反が解決されないまま数か月経過すると、ユーザーのアクセスが制限される場合があります。ライセンス オプション、表示される可能性のある警告の種類、このような警告の解決方法について詳しくは、AppSheet コミュニティのこちらの投稿をご覧ください。
警告バナーの例
AppSheet Enterprise Plus のプール済みライセンス
プールされた Enterprise ライセンス ユーザーを、管理者が構成したグループに制限できるようになりました。対象となるユーザーは、Google グループの所有権証明済みドメインのメンバーです。この設定を構成すると、選択したグループ内のグループを含む、グループのすべてのメンバーに Enterprise ライセンスが付与されます。Enterprise プールグループ外の組織のユーザーは、Enterprise ライセンスを持つユーザーが作成したアプリにアクセスできません。
特定のグループによる AppSheet Enterprise ライセンスのプール
ご利用にあたって
- 管理者: AppSheet サービス権限を持つ Google Workspace 管理者が AppSheet 管理コンソールにアクセスできます。ライセンスに関する警告、ライセンス レポート、ライセンスの使用量の制限、AppSheet Enterprise Plus のプール済みライセンスについて詳しくは、AppSheet ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 7 月 2 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
対象
- AppSheet ライセンスをお持ちのすべての Google Workspace のお客様