この記事は 7 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
3 月に、Google ドライブのサイドパネルで Gemini を使用して新しいファイルやフォルダを作成できる機能が導入され、整理や作成のワークフローが改善されました。
このたび、Gemini in Google ドライブの整理機能が強化され、自然言語を使用して選択したファイルを任意のフォルダに移動できるようになりました。ドライブのサイドパネルで Gemini を開き、次のようなプロンプトを入力するだけで、整理を開始できます。
- 「マイドライブに Q2 forecast という新しいフォルダを作成して」
- 「Q1 forecast フォルダにある @Q1 wrap up ファイル を @Q2 forecast フォルダに移動して」
- 「Q2 forecast フォルダに新しいプレゼンテーションを作成して」
対象
エンドユーザー
利点
Gemini のこの新機能は、自然言語を使用して、Google ドライブの基本的な操作をユーザーに代わって実行することで、ファイル管理を効率化します。
補足情報
現時点では、次の機能のみ利用可能です。
- @[ファイル(複数可)] を @[フォルダ] に移動する
- @[ファイル(複数可)] をこのフォルダに移動する
- これらのファイルを @[フォルダ] に移動する
- 新しいフォルダを作成する(名前を指定するかどうかは問わない)
- 新しい Google ドキュメント / スプレッドシート / スライドを作成する(名前を指定するかどうかは問わない)
ご利用にあたって
- 管理者: ユーザーが Workspace アプリのサイドパネルで Gemini にアクセスするには、スマート機能とパーソナライズを有効にしておく必要があります。管理者は、管理コンソールでユーザーのパーソナライズ設定をデフォルトで有効にすることができます。
- エンドユーザー: ヘルプセンターで Gemini in Google ドライブを活用する方法の詳細をご確認ください。
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 7 月 7 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Business Standard、Business Plus
- Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Gemini Education アドオンまたは Gemini Education Premium アドオンをご利用のお客様
- Google AI Pro、AI Ultra
- Gemini Business*
- Gemini Enterprise*