この記事は 2 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要

このたび、Google Workspace ドメインで Google Meet 専用として使用できる固定 IP 範囲のほかに、Google Workspace ユーザー以外(個人の Google アカウントで参加するユーザー、または匿名で参加するユーザー)のトラフィック用に、公式の固定 IP アドレス範囲をご利用いただけるようになりました。

これにより、Google Workspace をご利用のお客様とそのパートナー様は、ネットワークおよびファイアウォールへのアクセスをより適切に設定、最適化できるようになります。また、Google アカウントにログインしていないユーザーがいる Google Workspace 以外のドメインおよび組織でも、ビデオ会議のトラフィックを認識できるようになります。

新しい IP アドレス範囲はすでに導入が完了しています。Google Meet では、2021 年 3 月 1 日以降は以前の IP アドレスを使用しなくなります。今回の変更により、過去に行ったネットワークの最適化に影響が生じる可能性があるため、Google Workspace をご利用のお客様には、これらの IP アドレスは、ファイアウォールとネットワークの設定の一部として使用することをおすすめします。



ご利用にあたって

  • Google Workspace 管理者: Google Workspace 以外の Meet のトラフィックに特定のネットワーク ルールを適用する場合は、ファイアウォールを更新してください。IP アドレスとその詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。
  • Google Workspace 以外の管理者: 新しい Google Meet 用 IP アドレスに対応するよう、ファイアウォールを更新します。IP アドレスとその詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。
  • エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。


リリース スケジュール

  • 新しい IP アドレスはすでに導入が完了しています。以前の IP アドレスは、2021 年 3 月 1 日以降はご利用いただけません。