SIP リンクを使用して、ご利用の携帯通信会社の電話番号と Google Voice をリンクする
2022年10月25日火曜日
この記事は10 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
こちらは Google Cloud Next ‘22 で発表された機能です。ライブ ストリームのご視聴と、イベント セッションの録画は、Next OnAir でご覧ください。Cloud 公式ブログで、刻々と変化する職場環境に対応するための Google Workspace の最新のイノベーションをご覧ください。
概要
Google Voice Standard および Premier をご利用の場合、管理者は Session Initiation Protocol(SIP)トランクと Voice を接続できるようになりました。接続すると、AudioCodes、Cisco、Oracle、Ribbon などの一連の安全な認定セッション ボーダー コントローラ(SBC)を介して、ご利用の携帯通信会社(PSTN サービス)の電話番号を Google Voice で使用できます。SIP リンクを使用すれば、より簡単に Voice をご活用いただけます。
この機能は、サポート対象の国で Voice をご利用の新規および既存のお客様に、数週間以内にご利用いただけるようになります。今後数か月かけて、サポート対象の国を拡大する予定です。その際には、この Workspace アップデート ブログで詳細をお知らせいたします。
対象
管理者とエンドユーザー
利点
SIP リンクを使用すると、組織のニーズに応じて柔軟に対応できます。Voice で任意の SIP トランクを使用できるほか、以下もご利用いただけます。
- 複数のデプロイ オプションを設定できます(セッション ボーダー コントローラのインフラストラクチャをオンプレミスで管理する、携帯通信会社またはサードパーティ プロバイダに委託するなど)
- Voice とお客様が所有する通話制御インフラストラクチャの相互運用性を確保するために、セッション ボーダー コントローラを設定できます
ご利用にあたって
- 管理者: SIP トランクを設定して新しい電話番号をアップロードすると、それらをユーザー、固定電話、自動応答、着信グループに割り当てることができます。ヘルプセンターで SIP リンクの要件をご確認ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーによる対応は必要ありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 10 月 17 日以降、長期的に展開(機能をご利用いただけるようになるまでに 15 日より長くかかる場合があります)
対象
- Voice Standard ライセンスおよび Voice Premier ライセンスでご利用いただけます。
関連情報
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: Voice SIP リンクの要件を確認する
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: Google Voice を設定する
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: ユーザーに Voice 番号を割り当てる
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: Voice 用に組織の固定電話を設定する
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 自動応答の設定
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 着信グループを設定する
- Cloud 公式ブログ: ハイブリッド ワーク時代の組織の成功を支援する Google Workspace のイノベーションのご紹介