Google Meet の「自動メモ生成」機能のご提供開始
2024年12月6日金曜日
この記事は 8 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
本日、Google Workspace をご利用の一部のお客様について、Google Meet に「自動メモ生成」をリリースいたします。「自動メモ生成」は AI による Google Meet の機能で、会議中にメモを自動的に生成します。この機能を利用すると、会議中に議論やコラボレーション、プレゼンテーションに集中できます。会議終了後、メモはカレンダーの予定に添付され、組織内の参加者がアクセスできます。リリース時点では、この機能はパソコンやノートパソコンで Google Meet を使用する場合に利用可能で、英語で会議を行う必要があります。
画面右上にある鉛筆アイコンを選択すると、会議メモの生成を開始します。
会議参加者全員に青い鉛筆アイコンが表示され、メモが生成中であることを通知します。鉛筆アイコンをクリックすると、それまでに生成された会議メモが表示されます。
対象
管理者とエンドユーザー
利点
会議での議論を把握し参加しながら、会議の記録や以降のフォローアップを書き留めようとするのは容易ではありません。このような場面で「自動メモ生成」が役に立ちます。この機能を有効にすると、次のように動作します。
- 自動的に会議メモを Google ドキュメントとして作成し、会議のオーナーの Google ドライブに保存されます。
- 会議に遅れて参加した場合、会議中に「これまでの概要」で進行状況を把握できます。
- 会議後にまとめへのリンクを記したメールが送信されます。このメールは、会議の主催者と、この機能をオンにしていた人に送信されます。
これにより、会議中により積極的に参加しながら、記録やフォローアップのために重要な情報を逃さずに書き留めることができます。会議の録音と文字起こしをオンにしていれば、その結果もメモのドキュメント中にリンクされます。
補足情報
生成されたメモは、ミーティング主催者のドライブ フォルダに保存され、組織により設定されている Meet の保持ポリシーに従って管理されることになります。 お客様が現在この機能を Workspace Labs およびアルファ版でテスト中の場合、その動作は、ドライブの保持ポリシーに準拠したものから Meet の保持ポリシーに準拠したものに変わることになります。
ご利用にあたって
- 管理者: 自動メモ生成はデフォルトでオンで、組織部門単位またはグループ単位で設定できます。ヘルプセンターにアクセスして、Google Meet の AI がユーザーに代わってメモを作成できるようにするをご確認ください。
アプリ > Google Workspace > Google Meet > Gemini の設定 > Gemini AI によるメモ作成
- エンドユーザー: 管理者が有効にしていれば、ヘルプセンターにある記事で、Google Meet の「自動メモ生成」についての詳細を確認できます。カレンダーの招待状でこの機能を事前にオンにすることもできます。ヘルプセンターにアクセスして、会議の記録の自動的な開始の詳細を確認してください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 8 月 27 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)し、2024 年 9 月 10 日に完了予定
対象
Google Workspace とともに以下のサービスをご利用のお客様
- Gemini Enterprise アドオン
- Gemini Education Premium アドオン
- AI Meetings & Messaging アドオン
Gemini for Google Workspace の内容と無料トライアルの開始について詳しくは、リンク先のページをご確認ください。