G Suite 管理者にとって、毎日のようにリリースされるさまざまな新サービスや新機能を把握することは骨の折れる作業かと思います。G Suite アップデート ブログは内容を一目で把握するには向いていないほか、軽微な機能変更については記載されていないこともあります。そこでこのたび、G Suite のさまざまなリリース情報を簡単に把握していただけるよう、G Suite の最新情報というページを開設いたしました。このページには、G Suite アップデート ブログでは紹介されていない内容も記載されています。

このヘルプセンターの記事には、G Suite の新サービスや新機能のリストが掲載されています。即時リリースと計画的リリースの両方のリリース方式でお客様へのご提供が開始されると、このリストに追加されます。サービス名やリリースの週を基準にリストを並べ替えたり、具体的なキーワードを入力して関連するリリース情報を検索したりできます。[詳細] をクリックすると、より詳しい情報をご覧いただけます。

G Suite のリリース内容を把握し、組織内に周知するうえで、この新しいリソースがお役に立てば幸いです。今後も改善を続けてまいりますので、ご意見がございましたら、こちらのフォーム(英語)からフィードバックをお寄せください。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。

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より詳しく
G Suite の最新情報
フィードバック フォーム(英語)

Project Fi では、自宅、外出先、海外など、どこにいても高品質な接続を確保できるワイヤレス サービスの提供を目指しています。そこで、Wi-Fi か、Google の 3 社の 4G LTE パートナー ネットワークのいずれかの間でインテリジェントに切り替えて、信号強度が最適なネットワークに常に接続するサービスを設計しました。

これまで Project Fi は @gmail.com のアドレスを持つユーザー向けに提供されていましたが、この度、G Suite に Project Fi との互換性を持たせることで、G Suite アカウント(例: [ユーザー名]@[ドメイン名].com)を使用してお申し込みいただけるようになりました(現在は米国のみ)。Project Fi はデフォルトでオフになっているため、G Suite 管理者が管理コンソールで有効にする(英語)必要があります。

: Project Fi のグループプラン(英語)の上限ユーザー数は 6 人となっており、大企業でのご利用を想定したものではありません。

詳しくは、ヘルプセンター(英語)をご覧ください。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。

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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
米国内の G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
Project Fi
Project Fi で Google アカウントを使用する(英語)

投稿者: Zack Ontiveros(Google Cloud Identity、プロダクト マネージャー)

IT 管理者には、ユーザーがオンライン サービスにアクセスする際のセキュリティを確保するという職務があります。G Suite をご利用の数百万社にのぼるお客様が、すでに Google Cloud の ID 管理サービスを活用しながら、シングル サインオン、多要素認証、モバイル端末管理といったツールでオンライン ID を保護されています。ところが、G Suite をご利用の組織内部には、G Suite は必要ないが安全なオンライン ID を必要とするユーザーがいるケースが多数見受けられます。

G Suite で Cloud Identity のサポートを開始
この度は、G Suite のお客様向けに、Cloud Identity の新しい無料ライセンスを提供することを発表いたします。このライセンスをご利用になると、G Suite を使用していないユーザーにも Google Cloud Identity サービスへのアクセス権を付与できます。Cloud Identity を使用すると、すべての企業向けクラウド アプリケーションのあらゆるユーザーに対して統合されたログイン機能を簡単に作成できるほか、基本的なモバイル端末ポリシーを設定したり、セキュリティ キーによる多要素認証を適用したりすることができます。

Google 管理コンソールで Cloud Identity を有効にすると、G Suite ユーザーを作成するのと同じ方法で Cloud Identity ユーザーを作成できます。1 つだけ違うのは、これらのユーザーに G Suite ライセンスを割り当てないことです。
今すぐお試しください
Cloud Identity をご利用になるには、Google 管理コンソールの [お支払い] ページにアクセスしてください。このページの [サービスを有効にする] の欄に、Cloud Identity の新しいカードが表示されます。Cloud Identity サブスクリプションを有効にすると、G Suite を使用しない無料のユーザーを作成できるようになります。詳細については、G Suite 管理者向けのスタートガイドをご覧ください。

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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象
注: ドメインがプロビジョニングされている場合、または G Suite 販売パートナーとの請求関係がある場合は、販売パートナーが G Suite ドメインに Cloud Identity サブスクリプションを追加するための手続きをご用意しています。この機能のリリースは数週間後になります。

エディション:
G Suite Basic、G Suite Business、G Suite Enterprise エディションのドメインが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 7 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター

サポート対象のサードパーティ製アプリケーションに対して自動プロビジョニングを有効にすると、G Suite で作成、変更、削除されたユーザーはすべて、サードパーティ製アプリケーションでも自動的に追加、編集、削除されます。複数のサードパーティ SaaS アプリケーション間でユーザーを管理する手間が省けるため、この機能は管理者の方々より大変ご好評をいただいています。

この度、Asana、Dialpad、Freshdesk、Lucidchart、RingCentral、Smartsheet の 6 個のアプリケーションに対する自動プロビジョニング サポートを追加します。以前にリリースした Box Enterprise、Salesforce Sandbox、Salesforce、Slack、Workplace by Facebook に対する自動プロビジョニング サポートと合わせて、サポートされるアプリケーションは合計 11 個になりました。

G Suite Business、G Suite for Education、G Suite Enterprise をご使用の場合は、サポート対象の 8 つのアプリケーションすべてに対して自動プロビジョニングを有効にできます。G Suite Basic、G Suite for Government、G Suite for Nonprofits をご使用の場合は、サポート対象のリスト に記載されているアプリケーションから 3 つまでに自動プロビジョニングを設定できます。自動プロビジョニングの設定方法について詳しくは、ヘルプセンター をご覧ください。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。

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リリースの詳細

リリース方式:

即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
  • G Suite Basic、G Suite for Government、G Suite for Nonprofits をご使用の場合は、3 つまでのアプリケーションで自動プロビジョニングを有効にできます。
  • G Suite for Education、G Suite Business、G Suite Enterprise をご使用の場合は、サポート対象のアプリケーションすべてに対して自動プロビジョニングを有効にできます。

展開ペース:

段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)

対象:

管理者のみ

対応:

管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ユーザー プロビジョニング(Smartsheet、Dialpad、RIngcentral 向けの手順は近日中に追加される予定です)
ヘルプセンター: SAML を使用した SSO 連携の設定

3 月にチームドライブをリリースした当時、2018 年 1 月 1 日の期限付きで G Suite 管理者がチームドライブの作成を無効にできる設定を導入しました。それ以来、一部のお客様よりこの期限を延長してほしいというご意見をいただいてまいりました。そこで、このリクエストにお応えして期限を撤廃し、無期限で組織内のユーザーによるチームドライブの作成を無効にしていただけるようにいたしました。

しかしながら、Google では、チームのプロジェクトに必要なワークスペースとして、ユーザーがチームドライブを作成できるようにすることをおすすめします。また、チームドライブの作成を制限するのは必要な場合のみにして、この機能の初期展開をご支援いただければと存じます。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。

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リリースの詳細
リリース方式:

即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:

G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、G Suite Enterprise が対象

展開ペース:

完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:

管理者のみ

対応:

管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: チームドライブのユーザーや操作を管理する

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日本語版 G Suite 最新情報ニュースレター 2017 年 5 月号 [pdf] が発行されました。
英語版は、こちら [pdf] をご覧ください。

過去のニュースレターは、こちらをご覧ください。
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日本語版 G Suite 最新情報ニュースレター 2017 年 5 月号 [pdf] が発行されました。
英語版は、こちら [pdf] をご覧ください。

過去のニュースレターは、こちらをご覧ください。

Gmail のコンプライアンス設定とルーティング設定を通じて、Gmail 管理者は、内部ユーザーの送信メールがコンプライアンス ルールに基づいて検疫されたときに、そのユーザーに通知するかどうかを選択できるようになりました。
メールが検疫されたときにユーザーが受信する通知メールの例を以下に示します。

この機能を有効にするには: 管理コンソールで、[メールを検疫する] のポリシー設定を行う項目の下部に、[メールが検疫されたときに送信者に通知する(配信時のみ)] チェックボックスが追加されています。この機能は、既存のルールに対してはデフォルトでオフになりますが、新しく作成したルールに対してはデフォルトでオンになります。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。

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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)
対象:
管理者のみ
対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
コンテンツ コンプライアンス
添付ファイルのコンプライアンス
不快なコンテンツ
ルーティング

更新 (2017/7/12):即時リリースと計画的リリースのドメインのユーザー様は、バックアップと同期をご利用いただけるようになりました。詳細につきましては、The Keyword の投稿と下記ヘルプセンター記事をご覧ください。
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数週間後に、「バックアップと同期」というツールをリリースいたします。このツールは、ユーザーデータを安全に保護し、どこからでもアクセスできるように、ユーザーがパソコンからファイルや写真をバックアップすることを目的としています。バックアップと同期は Mac / Windows 版 Google ドライブの最新バージョンで、現在は Google フォトのパソコン用アップローダに統合されています。そのため、現在管理コンソールで設定されている Mac / Windows 版 Google ドライブのすべての設定が反映されます。
 
バックアップと同期は主に一般のユーザー様向けです。G Suite をご利用の場合は、今年下旬に企業向けの新しいソリューションである Drive File Stream (英語)(現在、早期導入プログラムを実施中)が G Suite Basic、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits のドメインを対象にリリースされるまでは、引き続き Mac / Windows 版 Google ドライブをご使用いただくことをおすすめします。Drive File Stream を使用すると、ユーザーは企業の膨大なデータセットにアクセスできるので、自身のハードドライブで同等の保存容量を消費せずに済みます。

これらのことを考慮して、現時点では G Suite ユーザーに対して、Mac / Windows 版 Google ドライブからバックアップと同期への自動アップグレードは行わない予定です。現在、ユーザーが各自のパソコンに Mac / Windows 版 Google ドライブをインストールすることを許可されている場合、ユーザーはリリースしたらバックアップと同期をダウンロードしてアップグレードすることができます。また、組織内で Mac / Windows 版 Google ドライブの使用を許可していない場合、ユーザーは G Suite アカウントでバックアップと同期を使用できません。

詳しくは、リリース後に下記のリソースをご覧ください。Drive File Stream に関心をお持ちの場合は、早期導入プログラム(EAP)へのお申し込み (英語) をご検討ください。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。

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リリースの詳細

リリース方式:
数週間後にダウンロード可能 (具体的な日程につきましては、G Suite release calendar をご確認ください)

エディション:

G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:

完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:

すべてのユーザー

対応:

必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく

(バックアップと同期がリリースされるまで、以下の記事は公開、更新されません。恐れ入りますが、リリース後にもう一度ご確認ください)
ヘルプセンター: Mac / Windows 版 Google ドライブのインストール
ヘルプセンター: Google ドライブでファイルをバックアップ、同期する
ヘルプセンター: Google ドライブのファイルを削除、復元する
ヘルプセンター: パソコンと同期できない問題を修正する
ヘルプセンター: バックアップと同期を使用して Google ドライブ ファイルの同期を停止する

法律上およびコンプライアンス上の目的で Google Vault を利用されるお客様にとって、目的のデータを確実に保持できることと、ツールから取得したデータが正確、的確、包括的であることは重要です。今回は、こういったニーズにお応えできるよう、Vault の 4 つの新機能をご案内します。

Google ドライブからファイルを書き出す際により詳細なメタデータを取得する
ドライブ向け Vault で特定のユーザーを検索すると、そのユーザーが「間接的」な権限を利用してアクセスしたファイルが検索結果に含まれる場合があります。次のようなファイル(またはファイルが含まれるフォルダ)が該当します。
 
  • ユーザーが属するグループと共有されているもの
  • ユーザーのドメイン全体と共有されているもの
  • 一般公開で共有されているもの

これまでは、このような検索結果を書き出しても、該当するユーザー情報がファイルのエクスポート メタデータに含まれなかったため、ドキュメントの管理状況を把握するのが困難でした。今後は、間接的な権限を利用してドキュメントにアクセスしたユーザーに関する情報がエクスポート メタデータに含まれるようになったため、該当するユーザーを確認できます。また、そのユーザーがどのようなアクセス権(共同編集者、閲覧者など)を持っていたのかを確認するオプションが追加されました。
特定のタイムゾーンで検索する
Vault で検索する日付の基準とするタイムゾーンを選択できるようになりました。選択したタイムゾーンに応じて検索結果の範囲が変わるため、この設定の影響について理解してからご利用いただくことをおすすめします。
すべてのチームドライブに対して保持ポリシーを設定する
特定のチームドライブや組織部門を対象としたオプションはすでにご提供しておりましたが、ドメイン内のすべてのチームドライブを対象としたカスタム保持ポリシーも作成できるようになりました。

特定の Google グループに対して保持ポリシーを設定する
ドメイン内のすべての Google グループを対象としたオプションはすでにご提供しておりましたが、ドメイン内の特定の Google グループを対象としたカスタム保持ポリシーも作成できるようになりました。

Google Vault のこれらの機能やその他の機能について詳しくは、下記のヘルプセンターの記事をご覧ください。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細

リリース方式:

即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:

アドオンの Vault ライセンスをご利用のユーザー、および G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite for Education エディションのみが対象

展開ペース:

完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:

管理者のみ

対応:

管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: データを検索する
ヘルプセンター: Vault の書き出しの仕組み

2017 年 5 月の G Suite  プロダクト ローンチのまとめが "What's New in G Suite " ニュースレターPDF)にご用意できました。

日本語版 G Suite 最新情報ニュースレターがご用意できましたら、改めてご案内いたします。

アーカイブとその日本語版はこちら(5 月号もまもなく追加予定)

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。

先日お知らせ (英語) したとおり、Google で使用する認証局(CA)がまもなく変更されます。変更先の CA は、一般的なパソコンやモバイル端末のプラットフォーム(Android、Chrome OS、Windows、Mac OS、iOS を含む)のシステムやブラウザですでに信頼されているものであるため、大多数の G Suite のお客様にとって、今回の変更による影響はないものと思われます。

この変更は、今後数か月かけて Google サービス全体に展開されます。カスタム証明書の認定ショップを使用してシステムを運用されている場合は、証明書が最新の状態になっていないと、影響が生じることがあります。

このたびの変更の詳細や推奨される対応策について詳しくは、Google Cloud Platform ブログの 6 月 2 日の投稿 (英語) をご覧ください。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象(2017 年 6 月 12 日以降)。この日以前の変更については、G Suite release calendar をご覧ください。

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象。なお、大多数の G Suite のお客様には影響しないものと思われます

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
Google Cloud Platform ブログの投稿 (英語)

スプレッドシートの膨大な行のデータを並べ替えるのは、大変な作業です。そこでこのたび、スプレッドシートの新機能をリリースしました。この機能を使用すると、データの視覚化や共有が容易になり、情報を分析してチームで対応することができます。

求めよさらば与えられん → スプレッドシートによるグラフ作成

機械学習 (英語) を活用したスプレッドシートのデータ探索 (英語) 機能は、データから即時に情報を引き出すのに役立ちます。質問を、数式ではなく言葉で入力して、迅速にデータを分析できます * 。 たとえば、「what is the distribution of products sold?」や「what are average sales on Sundays?」といった質問の答えを見つけるのが容易になります。

今回のリリースでは、データ探索と同じテクノロジーを利用することで、データをより簡単に視覚化できるようになりました。求めているグラフが表示されない場合は、要求してください。手動で作成しなくても、「histogram of 2017 customer ratings」や「bar chart for ice cream sales」と入力すれば、データ探索機能によってチャートやグラフが作成されます。グラフの作成にかける時間が短くなれば、新たな洞察に基づいて行動する時間が増えます。

スプレッドシートのデータを即時にドキュメントやスライドに同期

クライアントへのプレゼンテーションを準備している場合や販売予測を共有している場合などに、データを最新の状態に保つのは時間がかかりがちです。複数のソースのグラフや表を更新しなければならない場合は、なおさらです。そこで昨年、ドキュメントやスライドのグラフをプログラムで更新 (英語) するのが簡単になる機能を導入しました。

今回のリリースでは、表も簡単に更新できるようになりました。スプレッドシートのデータをドキュメントやスライドにコピーして貼り付けて、[更新] ボタンをタップすると、データが同期されます。

その他のスプレッドシートの新機能

Google では、スプレッドシートを使いやすくする方法を常に探しています。上記の機能の他にも、お客様からのフィードバックに基づき、作業時間の短縮に役立つ多くの新機能を展開しています。
 
  • キーボード ショートカット: ブラウザのデフォルトのショートカットを、スプレッドシートで使い慣れているのと同じショートカットに変更できます。たとえば、Ctrl+- キーを押すと、行を簡単に削除できます。
  • 印刷機能のアップグレード: スプレッドシートのデータの印刷プレビュー画面が新しくなりました。余白を調整する、スケールや配置オプションを選択する、行や列の固定を繰り返す、といった操作を印刷前に行うことができます。
  • 新しいグラフ編集機能: 新たに改善されたサイドバーで、グラフを作成、編集できます。グラフのカスタムカラーを選択したり、モデルデータにトレンドラインを追加したりすることができます。3D グラフなど、作成できるグラフの種類も増えました。この機能は iPhone と iPad でも利用可能です。
  • スプレッドシートの機能の追加: データの分析に役立つ新機能を追加しました。これにより、スプレッドシートの機能の合計数は 400 以上になりました。たとえば、Google スプレッドシート独自の関数である「SORTN」を使用すると、販売記録スプレッドシートの上位 3 つの注文や最も業績のよい月を簡単に表示できます。「GAMMADIST」、「F.TEST」、「CHISQ.INV.RT」などの統計関数もサポートしています。
  • Sheets API でのグラフのサポートの強化: API (英語) を使用して、多数の新しい操作に対応したほとんどのグラフをプログラムで生成できます。

ここで紹介したスプレッドシートの新機能は 6 月 1 日より提供を開始しています。スプレッドシートを活用して貴重な考察を得る方法を、ラーニング センターでご覧ください。

なお、上述のグラフの改善に注力するために、モーション グラフなど、あまり使用されていない種類のグラフのサポートを終了することになりました。2017 年 7 月からはモーション グラフの挿入や作成ができなくなり、2017 年 9 月には編集もできなくなります。

2017 年 12 月以降は、スプレッドシートに含まれるすべてのモーション グラフが静止画像になり、対応するデータの更新が反映されなくなります。

代用機能としてバブルチャートをおすすめします。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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* データ探索の質問を言葉で入力する機能は、現時点で英語環境でのみご利用いただけます。

リリースの詳細
リリース方式:
  • すべてのモバイル機能と API 機能は、即時リリースと計画的リリースの両方が対象(2017 年 6 月 1 日)
  • すべてのウェブ機能は、即時リリースが対象(2017 年 6 月 1 日)、計画的リリースは 2017 年 6 月 14 日に展開予定

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: スプレッドシートにグラフを追加する
ヘルプセンター: チャートとグラフの種類
ヘルプセンター: Google ドキュメントやスライドにグラフや表を追加する

Google セキュリティ ブログ(英語)に同じ内容が投稿されています)
 
投稿者: Sri Somanchi(Gmail 迷惑メール対策、プロダクト マネージャー)

このたび、機械学習を活用したフィッシングの早期検出、悪質なリンクに対するクリック時の警告、意図しない外部への返信に関する警告など、Gmail の新しいセキュリティ機能 (英語) を発表しました。さらに、悪質な添付ファイルに対する防御策も更新されています。

まずは、悪質な添付ファイルに対する新たな防御策についてご説明します。スパムシグナルを添付ファイルと送信者のヒューリスティックに関連付けることで、新しい未知の不正ソフトウェアを含むメールを予測できるようになりました。こうした保護機能により、Gmail はゼロデイの脅威、ランサムウェア、ポリモーフィック型マルウェアからユーザーをより確実に保護することができます。

また、実行可能ファイルや JavaScript ファイルなど、潜在的なセキュリティ リスクの高いファイル形式はブロックされます。

機械学習の活用によって Gmail の迷惑メール検出の精度は 99% を超えました。日々送られてくる膨大な不要メールを新しい保護機能で確実に拒否することで、ユーザーが脅威にさらされるリスクを軽減できるのです。

自動保護機能の継続的な改善

今回の新しい変更は、進化を続ける脅威に先手を打つべく、保護機能の改善に絶えず取り組んできた最新の成果です。長年にわたり、怪しげなメールの添付ファイルを使用して迷惑メールフィルタをすり抜けようとする行為が行われてきましたが、Google ではそうした潜在的な不正行為を次のようなさまざまな方法でブロックし続けています。
  • ウイルスが検出された場合はメールを拒否して送信者に通知する。
  • ウィルスに感染したファイルが添付されたメールの送信を阻止する。
  • ウィルスが検出された場合は添付ファイルのダウンロードを阻止する。
不正行為が続く限り、Google の取り組みも続きます。
これらの保護機能の完成には、Vijay Eranti(Gmail 迷惑メール対策)、Timothy Schumacher(Gmail 迷惑メール対策)、Harish Gudelly(Google ウィルス対策)、Lucio Tudisco(G Suite 不正行為対策)が大きく貢献しました。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
すべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
The Keyword: Gmail ブログ (英語)
添付ファイルのウィルス スキャン

メールをより安全にご利用いただくために Gmail の継続的な改善が行われていますが、このたびその一環として Gmail に高度なセキュリティ機能を新たに追加することになりました。昨年、ユーザーが危険なサイトへのアクセスを試みた際に警告を表示するセキュリティ機能の追加についてお知らせしましたが、今回ご提供する新機能ではフィッシングを瞬時に特定できます。

不審な内容のメールの配信を遅延させる

フィッシング攻撃には概して予測可能なパターンがあります。そこで Gmail のセキュリティ専門家が、不審なメールにフラグを付けて遅延させる新しいアルゴリズムを開発しました。意図的に遅延させることにより、配信前にメールの内容について追加のチェックを行えます。また、最新の迷惑メールフィルタがリアルタイムで適用されるほか、Google のセーフ ブラウジング技術による最新のフィッシング対策も利用できます。
考慮事項
  • セーフ ブラウジングではリンクの結果をテストする必要があるため、メールの配信が最長で 4 分ほど遅延する場合があります。
  • この機能は、不正なソフトウェア対策ツールやフィッシング対策ソフトウェアに代わるものではありません。組織の既存のセキュリティ ソフトウェアの代わりに使用することはおすすめしません。
機能の無効化: この機能はデフォルトでオンになっており、管理コンソールで切り替えられます。いかなる理由でも、ユーザーへのメールの遅延を希望されない場合は、管理コンソールでこの機能を無効にしてください。詳細

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ
 
対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター

このたびリリースされる Gmail の新しいセキュリティ機能では、G Suite ユーザーがメール返信する相手が組織外の人物で、かつユーザーの連絡先に登録されていない場合には、警告が表示されます。この機能により、メールの偽装やなりすまし、間違った相手にメールを送信するといったユーザーが行いがちなミスから企業を守ります。
 
機能について
  • Gmail で [返信] をクリックすると、受信者リスト (CC のアドレスを含む) をチェックして、リスクレベルを判断します。受信者が組織外のユーザーでユーザーの連絡先に登録されていない場合や、ユーザーが定期的にやりとりをする受信者ではない場合は、警告が表示されます。
  • セカンダリ ドメインとドメイン エイリアスはプライマリ ドメインと同様に扱われるので、サブドメインのユーザーにメールを送信する場合には、ユーザーに対して警告は表示されません。
  • 受信者に間違いがなければ、ユーザーは警告を閉じて、返信を続行できます。次回からは、その受信者について警告は表示されません。
  • 意図しない外部への返信に関する警告は、管理コンソールの Gmail の詳細設定で管理します。デフォルトはオンです。組織部門やドメイン全体を対象にして、オンとオフを切り替えることができます。
本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式: 
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
すべてのエンドユーザー

対応:
チェンジ マネジメントを推奨。ヘルプセンターの下記の記事に、おすすめの対応方法についての概要が記載されています。今回の新機能をユーザーに効果的に周知する際にお役立てください。

より詳しく
ヘルプセンター: 意図しない外部への返信に関する警告

6/26 更新:アカウント プロフィールの更新スピードをさらに向上させるため、本展開のスケジュールは 7 月下旬に変更されます。本遅延により、お客様にご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。展開されましたら、本ブログを更新いたします。更新につきましては、引き続き What's New in G Suite カレンダーをご確認ください。
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2017 年 6 月 26 日にリリースされる変更により、G Suite 管理者はユーザー プロフィールを直接管理できるようになります。今回その対象となるのは [名前]、[写真]、[性別]、[誕生日] です。これまでは Google+ にアップグレードしたエンドユーザーのみがこれらの項目を編集できましたが、新しいコントロールにより、Google+ の状態に関係なく、エンドユーザーが編集できるプロフィール項目を管理者が決定できるようになります。さらに、機能の特徴をわかりやすくするために [連絡先] 設定の名称を [ディレクトリ] に変更します。これに伴い、連絡先のオンとオフの設定は削除されます。

変更の詳細

管理者は管理コンソールを使用して、ユーザーによる [名前]、[写真]、[性別]、[誕生日] の変更を有効または無効にできるようになります。これまでどおり、管理コンソールで直接これらの項目を設定することも(サポートされている場合)、Google Cloud Directory Sync を使用して値を同期することもできます。
プロフィールの編集の可否は、ドメイン全体または組織部門単位で切り替えることができます。

編集の可否に関する設定は、Google サービス全体で常に優先されます。編集を有効にすると、ユーザーは [アカウント情報]、[ユーザー情報]、またはプロフィール編集がサポートされている他の場所からプロフィール情報を変更できます。編集が無効になっている場合、プロフィールの変更が必要なユーザーは管理者に連絡することになります。
これを手始めとした数回のリリースにより、管理者はユーザー プロフィール データの編集の可否をより詳細に管理できるようになります。今後もプロフィール、ディレクトリ、連絡先の管理をさらに改善して随時お知らせします。

連絡先のオンとオフのサービス設定: このリリースの一環として、2017 年 6 月 26 日より連絡先サービスのオンとオフの設定が管理コンソールから削除されます。現在この設定によって制御されるのは、ウェブの連絡先管理ツール(contacts.google.com)へのアクセスのみです。Gmail の連絡先管理ツールやコンタクトのプレビューなどへのユーザー アクセス、連絡先への API アクセス、ディレクトリ機能へのアクセスは制御されません。

連絡先のオンとオフの設定が管理コンソールから削除されても、すでに指定されているウェブの連絡先管理ツールに対するオンとオフの設定は保持されます。この設定を変更する必要があるかどうかを確認し、必要な場合は 2017 年 6 月 26 日より前に管理コンソールで変更を行ってください。
管理コンソールで既存の設定を確認できます。
 
連絡先のオンとオフの設定で制御されるアクセス
連絡先のオンとオフの設定で制御されないアクセス
ウェブの連絡先管理ツール(contacts.google.com)
  • Gmail に組み込まれているウェブのコンタクト
  • ウェブのコンタクトのプレビュー
  • 連絡先への API アクセス
  • ディレクトリ機能(オートコンプリートなど)

最終的にウェブの連絡先管理ツールがコンタクトのプレビューに移行されると、現在の設定は効力を失って完全に廃止されることになります。

編集の可否のデフォルト設定: リリース時の動作はリリース前の動作と一致します。たとえば、Google+ が組織部門で無効になっていてリリース前に編集が制限されていた場合は、編集の可否が「オフ」に設定され、ユーザーは名前、性別、写真、誕生日を編集できません。ドメインで Google+ が有効になっている場合は、Google+ ですでに設定された名前の編集の可否が優先され、そのまま継承されます。ご利用のドメインへの影響を最小限に抑え、かつ柔軟に変更を行っていただけるように、このような設計となっております。
 
現在の組織部門またはユーザーのステータス
プロフィール編集のデフォルト設定
Google+ が有効で名前の編集は無効
名前の編集が無効で他の項目は有効
Google+ も名前の編集も有効
編集は有効
Google+ は無効
編集は無効
リリース後に新規作成されたドメイン
誕生日の編集が有効で他の項目は無効

G Suite for Education ドメインに固有の動作: G Suite for Education ドメインについては、誕生日の編集の可否を管理できません。これらのドメインでは、Google+ が有効になっていてアップグレード時に編集する以外は、エンドユーザーが誕生日を編集することはできません。
既存のプロフィール写真が設定されたドメインに固有の動作: 一部のドメインでは、Google+ が有効になっていなくてもユーザーがプロフィール写真を使用している場合があります。これらのドメインについては、既存の写真に影響が及ばないように、リリースの時点で写真の編集が有効になります。ただし、管理者はリリース後に設定を変更できます。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細

リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象(2017 年 6 月 26 日)

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者とすべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ディレクトリ プロフィールの変更を管理する

ユーザーが Google カレンダーを使用して共同作業する際には、予定やカレンダーの管理にメール通知がよく使用されます。たとえば、予定への招待状送信、予定の更新、出欠確認、カレンダーの共有を行う際にはメール通知を生成し、予定のゲストやカレンダーを登録しているユーザーに送信できます。

ただし、時おり、Gmail のフィルタが正しく設定されていない、メールを誤って削除してしまったなどの理由で、このような通知がサードパーティ製のカレンダー クライアントから誤って送信される場合や、通知が行方不明になる場合があります。そこで、このたびのリリースでは、管理コンソールのカレンダーの監査セクションでカレンダーのメール通知ログをご確認いただけるようになりました。これにより、カレンダーのメール通知に関連する問題を手軽に調べられます。ログの各エントリには、カレンダー通知のタイプ、送信者、受信者などの分析情報のほか、通知が生成されたカレンダー クライアントに関する情報が表示されます。また、通知のメッセージ ID を取得し、メール監査ログと照らし合わせると、目的の受信者に通知が配信されたかどうかを確認できます。新しいカレンダー通知の各欄について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

このたびのカレンダー監査ログ機能の充実により、ユーザーがお困りの際に、ヘルプデスクの管理者の方がより効率的にトラブルシューティングできるようになれば幸いです。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨