2019年4月11日木曜日

組織でのビデオ通話に必ず Hangouts Meet を使うようにする

この記事は 2 月 04 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

昨年お知らせした従来のハングアウトから Hangouts Meet への移行の一環として、G Suite 管理者が組織に対して従来のビデオハングアウトを無効にできるようになりました。これにより、組織内で行われるビデオ通話には必ず Meet が使用されるようになり、Google カレンダーで予定されている従来のビデオハングアウトはすべて削除されます。

ご利用対象

管理者とエンドユーザー

利点

この設定を有効にすると、組織の Hangouts Meet への移行を迅速に行えます。

今回特にご対応いただかない場合もカレンダーの移行は Google の推奨スケジュールに沿って進み、組織で Meet のみを使用するように自動移行されます

ご利用方法


  • 管理者: 管理コンソールで次の操作を行うと、従来のビデオハングアウトを無効にすることができます。
    • [アプリ] > [G Suite] > [Google ハングアウト] に移動します
    • [全般設定] をクリックします
    • [Hangouts Meet] の横にある [すべての会議で Meet を使用する] チェックボックスをオンにします
    • [保存] をクリックします
  • エンドユーザー: ご対応の必要はありません。管理者がこの設定を有効にすると、従来のビデオハングアウトには参加できなくなります。なお、削除された従来のビデオハングアウトの代わりに Hangouts Meet のビデオ通話を追加する場合は、カレンダーの予定に手動で追加する必要があります。

詳細

このオプションを有効にすると、次のようになります。

  • カレンダーで予定されているすべてのビデオ通話が Meet で行われるようになります。ただし、組織外のユーザーが設定した予定には影響しません。
  • カレンダーに設定されている従来のビデオハングアウトの URL はすべて非表示になります。
  • 組織で予定されていた従来のビデオハングアウトには参加できなくなり、エラー メッセージが表示されます。組織外のユーザーが設定したものであれば、引き続き参加可能です。
  • カスタムの会議名を使って、Meet で即席の会議を開催することができます。それには、会議名を参加者全員に知らせ、Meet の [会議コードを入力してください] 欄にその会議室名を入力して参加してもらいます。この場合、すべての参加者が同じドメインに属している必要があります。

なお、Hangouts Chat のビデオ通話や従来のハングアウトのチャットには今回の変更の影響はなく、今後もこれまでどおりご利用いただけます。また、Meet を有効にしていないドメインにも影響はありません。

管理者の方には、組織で主に Meet を使用していて、従来のビデオハングアウトがカレンダーに設定されていない場合にのみ、このオプションを有効にしていただくようお願いいたします。カレンダーの予定に従来のビデオハングアウトがいくつ設定されているかは、Hangouts Meet の監査ログを開き、 [カレンダーの予定 ID] を含んで [プロダクト タイプ] が [従来のハングアウト] になっているビデオ会議の数を調べることでご確認いただけます。

この設定は元に戻すことができ、管理コンソールからオフにすると従来のビデオハングアウトが再びカレンダーに表示されるようになります。

関連情報

ヘルプセンター: 移行に関するよくある質問

リリース時期

展開の詳細

G Suite のエディション
  • G Suite のすべてのエディションが対象

デフォルト設定(有効または無効)
  • この設定は、既存のお客様に対してはデフォルトで無効に、新規のお客様に対してはデフォルトで有効になります。


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