リリースの概要
管理コンソールの 2 つの機能が更新されました。
新しい 2 段階認証プロセスの設定:管理コンソールの 2 段階認証プロセスの設定機能が更新されました。主な変更点は以下のとおりです。
- [セキュリティ] ページに [2 段階認証プロセス] の設定セクションが追加されました。ここで 2 段階認証プロセスのオン、オフと、関連する設定を行うことができます。これらは、管理コンソール > [セキュリティ] > [2 段階認証プロセス] で設定できます。
- 2 段階認証プロセスの登録のオンとオフは、組織部門(OU)単位で設定できます。これまではドメイン全体に対してのみ設定できました。オンにすると、2 段階認証プロセスのポリシーを設定することができます。
- 誤って管理者自身を 2 段階認証プロセスに登録せずに 2 段階認証プロセスを適用すると、アカウントからロックアウトされることがありましたが、新しいインターフェースにはこれを防止する機能があります。
- インターフェースが更新され、使いやすくなりました。
[2 段階認証プロセス] の新しい設定セクション(管理コンソール)
[2 段階認証プロセス] では、組織部門単位で 2 段階認証プロセスの適用を設定できる
SAML アプリケーションのシングル サインオン設定のための新しいセクションSAML アプリケーションのシングル サインオン設定が更新されました。主な変更点は以下のとおりです。
- Google が ID プロバイダ(IdP)である場合にすべての SAML アプリケーションに適用される設定は、管理コンソール > [セキュリティ] > [SAML アプリケーションのシングルサインオン(SSO)の設定] で行うようになりました。
- 機能に変更はありませんが、証明書の管理や IdP メタデータのダウンロードを簡単に実行できるようになりました。
SAML アプリケーションの SSO を設定するための新しいセクション(管理コンソール)
SAML アプリケーションの SSO 関連の新しい設定画面
ご利用方法
- 管理者: このリリース以前より組織で 2 段階認証プロセスの登録を許可している場合にのみ、新しい 2 段階認証プロセスの登録機能も組織レベル(最上位の組織部門)でオンに設定されるため、組織の動作に変更はありません。リリース後は、組織部門レベルで 2 段階認証プロセスの登録を変更できます。2 段階認証プロセスの登録設定では、2 段階認証プロセスの適用設定と同様に、例外グループを使用することもできます。詳しくは、組織への 2 段階認証プロセスの導入に関するヘルプセンターの記事をご覧ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーの機能には影響ありません。
リリース スケジュール
対象
- G Suite および Cloud Identity をご利用のすべてのお客様が対象
リソース