この記事は 6 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google は昨年、YouTube 動画に対応したインタラクティブな質問を Google Classroom に導入しました。この導入により、受動的に視聴する一方だった動画を参加型に変えられるようになり、主題に対する生徒の理解の向上につなげられます。
現在のプロセスでは、インタラクティブな質問を作成するには、タイムスタンプの選択、質問の考案、正答と誤答の挿入を教育者が手動で行う必要があります。このたび Google はこのプロセスを改善し、教育者の時間を節約できるよう、AI を活用した質問の候補機能を導入しました。教育者はこれらの質問をコンテンツに基づいて動画に簡単に添付できます。
YouTube 動画を課題に添付する前に質問の候補を編集してから、インタラクティブな動画アクティビティを割り当てられます。
影響を受けるユーザー
管理者とエンドユーザー
利点
このアップデートにより、教育者は YouTube 動画へのインタラクティブな質問の追加をよりすばやく効率的に行えるようになります。
補足情報
質問の候補機能を使用している場合でも、教育者は独自のインタラクティブな質問を編集、削除、作成できます。質問の候補は、英語の特定の動画でしか利用できません。
必要なご対応について
- 管理者: インタラクティブな質問機能を有効にするには、管理者が教育者のための追加サービスとして YouTube を有効にする必要があります。この設定は管理コンソールで管理できます。詳しくは、ヘルプセンターでユーザーに対して YouTube を有効または無効にするをご覧ください。
- エンドユーザー:
- 教育者:
- 管理者がこの設定を有効にした場合、YouTube 動画に対応したインタラクティブな質問を作成、削除することや、YouTube 動画に対応したインタラクティブな質問を採点、管理することができます。
- 質問の候補は、動画検索結果の動画タイトルの下にスパーク アイコンがある場合に利用できます。
- 詳しくは、ヘルプセンターで Google Classroom での YouTube 動画に対応したインタラクティブな質問のご利用についてをご覧ください。
- 生徒: 生徒は、追加サービスとして YouTube が有効になっているか無効になっているかに関係なく、動画アクティビティを完了できます。動画アクティビティは、YouTube を有効にした状態で教育者が作成したものでなければなりません。
- 教育者:
リリース スケジュール
- この機能はすでにご利用いただけるようになっています。
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Education Plus、Teaching & Learning Upgrade