この記事は 6 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
2022 年、Google は普及度の高い教育テクノロジー ツールに Google Classroom から直接シームレスにアクセスできるようにしました。Google Classroom アドオンを構築するため、Kahoot!、Pear Deck、IXL、ReadWorks、Nearpod など 20 社以上の EdTech 企業と提携しました。これらの新たな統合により、教育者と生徒は外部のウェブサイトやアプリに移動しなくても、お気に入りの EdTech ツールの優れたコンテンツを簡単に検索、使用、評価できるようになりました。
このたび、Google はすべてのデベロッパー向けに Classroom アドオンの一般提供を開始しました。デベロッパーは現在、Classroom 内で教師が以下を実施できるようにするアドオンを構築できます。
- コンテンツを見つけてコースワークに添付する
- 生徒の視点からコンテンツをプレビューする
- アクティビティに対する生徒の反応を確認する
- 生徒の解答を自動採点して時間を節約する
影響を受けるユーザー
管理者、エンドユーザー、デベロッパー
利点
アドオンは、他の Classroom API 機能を補完し、教育者や生徒が Google Classroom を離れることなくコンテンツにアクセスできるようにします。さらに、Classroom アドオンは Google Classroom に直接表示されるだけでなく、Google Workspace Marketplace（利用しているすべての Google プロダクトのツールを管理者が管理するためのハブ）にも表示されます。
必要なご対応について
- 管理者:
- 教師がこれらの機能を使うためには、学区の管理者がアドオンへのアクセスを有効にしておく必要があります。ドメイン、組織部門、グループに対してアドオン機能を設定する方法や、アドオンの個別インストールを許可する手順について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- アドオンの設定が完了したら、学区の担当者の方はこちらの本格的な開発キット（プレゼンテーションと指導案が含まれています）を使用して、教育者の方にアドオンの利用方法をご案内ください。
- デベロッパー: すべてのデベロッパーが Classroom アドオンを構築できるようになりました。使い方については、こちらのデベロッパー向けドキュメントをご確認ください。
- 教育者:
- Google Workspace Marketplace または Google for Education App Hub をブラウジングし、ご自身でインストールできるアドオンを見つけてインストールしてください。
- ユーザーや管理者がアドオンをインストールすると、お知らせ、アサインメント、資料を作成する際にアドオン モジュールが表示されるようになります。リストに表示されたプロバイダのいずれかを選択して、アドオンを起動します。Classroom でのアドオンの使用について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
リリース スケジュール
- リリースは完了しています。
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Education Plus、Teaching & Learning Upgrade