この記事は 6 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
本日より、Google Workspace の電子署名機能の管理コンソールが一部の Google Workspace エディションで利用可能になります。今後数週間以内に、管理者は電子署名がエンドユーザーにリリースされる前にユーザーの署名リクエスト権限を制御できるようになります。
この設定を行うには、管理コンソールで [アプリ] > [Google Workspace] > [ドライブとドキュメント] > [電子署名] に移動します。管理者は、下の画像のように、電子署名へのアクセスを組織部門（OU）レベルまたはグループレベルで管理できます。
管理コンソールでの電子署名管理
利点
管理者は、適切なグループのみが電子署名をリクエストできるよう、エンドユーザーに機能をリリースする前に電子署名へのアクセスを管理できます。注: 管理コンソールによって、ユーザーがこの機能を使用して電子署名を提供する操作が制限されることはありません。
補足情報
Google ドキュメント向け電子署名がエンドユーザーを対象に間もなくリリース
今後数週間以内に、一部の Google Workspace エディションのエンドユーザーを対象に Google ドキュメント向け電子署名がリリースされます。電子署名には、署名のリクエストとキャプチャを効率化するためのさまざまな機能が備わっており、情報を整理しながら作業を進めることができます。具体的には、以下のことが可能になります。
- 複数のユーザーや Gmail 以外のユーザーなどに電子署名をリクエストする。
- 保留中の署名のステータスを確認し、完成した契約書を見つける。
- 契約書テンプレートを保持して、複数の電子署名のリクエストを開始する。
- 完了した契約の監査証跡を確認する。
- カスタムのテキスト欄を使用して、署名者に役職やメールアドレスなどの追加情報をリクエストする。
- モバイル デバイスと PC の両方から契約書に署名する。
ご利用にあたって
- 管理者: この機能はデフォルトで有効になり、OU レベルとグループレベルで設定できます。詳しくは、ヘルプセンターでユーザーに対して電子署名を有効または無効にするをご覧ください。
- エンドユーザー: 詳しくは、ヘルプセンターで署名リクエストの送信と電子署名によるドキュメントへの署名をご覧ください。
リリース スケジュール
管理者の設定
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 6 月 24 日以降、完全に展開（機能をご利用いただけるようになるまでに 1～3 日かかります）
エンドユーザー向け
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 7 月 15 日以降、段階的に展開（最長 15 日で機能が実装されます）
対象
- 対象の Google Workspace エディション
- Business Standard、Business Plus
- Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus
- Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
- Education Plus のお客様
Google Workspace Individual 登録ユーザーは、電子署名をすでにご利用いただけます。