この記事は 8 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
このたび、Google Chat の会話の作成とメンバーの管理が行えるユーザーを管理者が制限できるようにする、新たな設定が導入されました。
この機能は、会話の作成やユーザーの追加を生徒のグループが行えないようにしたい管理者にとって有用です。
対象
管理者とエンドユーザー
この機能の意義
これは、小学校から高等学校の生徒が管理されていないアクティビティを作成できないよう制限し、教師が生徒とより安全かつ簡単にコミュニケーションを取れるようにするための機能で、以前から要望の多かったものです。
ご利用にあたって
- 管理者:
- ユーザーによる Chat の機能の利用を制限するには、管理コンソールで [アプリ] > [Google Workspace] > [Google Chat] に移動し、[チャットとスペースの制限] 設定をクリック > [Google Chat] ボックス内で Chat の制限を適用したいユーザー グループを検索 > [ダイレクト メッセージ、グループ メッセージ、スペースの作成を制限する] チェックボックスをオン > [保存] をクリックします。
- 注: グループに対する制限はグループレベルでのみ適用できます。
- 管理者には、所属する組織部門の「チャットへの招待を自動的に承認する」設定を有効にしておくことをおすすめします。これにより、招待の承認を求められることなく、即座に配信される生徒宛てのメッセージを教師が簡単に作成できるようになります。また、外部ユーザーとのチャットをオフにしておくこともおすすめします。
- 詳しくは、ヘルプセンターで教育機関向けアカウントでチャットの制限を設定する方法をご覧ください。
- ユーザーによる Chat の機能の利用を制限するには、管理コンソールで [アプリ] > [Google Workspace] > [Google Chat] に移動し、[チャットとスペースの制限] 設定をクリック > [Google Chat] ボックス内で Chat の制限を適用したいユーザー グループを検索 > [ダイレクト メッセージ、グループ メッセージ、スペースの作成を制限する] チェックボックスをオン > [保存] をクリックします。
- エンドユーザー: この機能にはエンドユーザー向けの設定はありません。
リリース スケジュール
管理者向けの設定:
- 即時リリース / 計画的リリースのドメイン: 2024 年 8 月 13 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
Chat の UI:
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 8 月 13 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Education Fundamentals / Standard / Plus、Teaching & Learning Upgrade