この記事は 8 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google Meet ハードウェアのフリートをより深く分析でき、より柔軟に問題を検出できるよう、新たにいくつかの機能が追加されました。
まず、セキュリティ調査ツールで Google Meet ハードウェアのログイベントをキャプチャできるようになりました。このツールでは、デバイスの過去のイベントを閲覧できるほか、カスタム アラームも作成できます。個々のデバイスのページで、Google Meet ハードウェアのログイベントをクリックして閲覧することもできます([デバイス] > [Google Meet デバイス] > [<デバイス名>])。これにより、特定のデバイスの情報をよりすばやく確認できます。
セキュリティ調査ツールにある Google Meet ハードウェアのログ
また、BigQuery との統合により、Google Meet ハードウェアのログをセキュリティ調査ツールからインポートして、大規模な分析を行えるようになりました。これは、ハードウェアのフリート全体における過去のデータのカスタムビューを作成できる、優れた機能です。このデータを使って、組織内で最も使用率の高いデバイス、特定の期間内に最も多くの問題に直面しているデバイスなどを特定することができます。
具体的には、次の詳細をフィルタできるようになります。
ご利用にあたって
- 管理者: Google Workspace のお客様にこの機能をご利用いただくには、Google Meet ハードウェア ライセンスと適切な権限([セキュリティ センター] > [監査と調査] > [表示] > [Meet ハードウェア])が必要です。Meet ハードウェアについて詳しくは、セキュリティ調査ツールのログイベントについての記事と BigQuery でのログのレポートについての記事をご覧ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 8 月 12 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
対象
セキュリティ調査ツールは、以下のエディションの Google Workspace でご利用いただけます。
- Enterprise Standard、Plus
- Education Standard、Plus
- Enterprise Essentials Plus
- Frontline Standard
- Cloud Identity Premium
BigQuery でのログのレポートは、以下のエディションの Google Workspace でご利用いただけます。
- Enterprise Standard、Plus
- Education Standard、Plus
- Enterprise Essentials Plus
- Frontline Standard