この記事は 7 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google ドライブのインベントリ レポートがオープンベータ版で利用可能になり、管理者がデータアセットの状態を把握しやすくなりました。このデータを BigQuery にエクスポートすることで、管理者はデータがどのように分類、使用されているか、誰がデータにアクセスできるかを総合的に把握できます。管理者は、このデータを大規模に分析することで、特に機密情報やデータポリシーの遵守に関連して、データ資産の包括的な把握という課題に対処できます。
対象
管理者
この機能の意義
API を使用する場合と比較して、ドライブのインベントリ レポートでは、監査イベントやその他さまざまなサーフェスからのドライブの全アイテムをより効率的に把握できます。管理者は、すべてのファイルを分類、サイズ、場所を含めて包括的に把握できるため、不正アクセスや必要以上の共有などのセキュリティ リスクを特定できます。また、インベントリ レポートによって、データの保持と破棄などに関する規制の遵守も促進されます。
ご利用にあたって
- 管理者: 対象となる管理者は、管理コンソールから [レポート] > [データ統合] を選択し、[ドライブのインベントリのエクスポート] を有効にすることで、この機能を有効にできます。ドライブのインベントリ レポートについて詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。オープンベータ期間中のプロダクト チームへのフィードバックに関心をお持ちの場合は、こちらのフォームにご記入ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
リリース スケジュール
- この機能は、要件を満たすすべてのユーザーがご利用いただけます。
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Enterprise Standard、Plus
- Education Standard、Plus
- Enterprise Essentials Plus
- Frontline Standard