この記事は 9 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
本日より、Meet アドオン SDK をウェブでご利用いただけるようになりました。この SDK によって、デベロッパーはアプリを iframe として Meet に組み込めるようになり、会議の参加者はアプリのコンテンツを Meet キャンバス内で直接扱えるようになります。
対象
管理者、エンドユーザー、デベロッパー
利点
アドオン SDK は Meet の既存のプラットフォーム機能を拡張するものです。デベロッパーはこのアドオン SDK を使用して、Google Meet のユーザーが Google Workspace Marketplace で探してインストールできるインタラクションとコラボレーションのエクスペリエンスを構築できます。これらのエクスペリエンスにより、ユーザーは、会議中に Google Meet を終了することなく、アプリのコンテンツを起動、インストール、操作することが可能です。構築済みのアドオンの例として、Figjam、Lucidspark、Miro によるホワイトボード エクスペリエンス、Confluence と Read Notetaker によるメモ作成エクスペリエンス、Polly による調査とアンケートのエクスペリエンスがあります。
アドオンは、会議中に 2 つの方法で表示できます。
- メイン画面の場合、アプリは会議エクスペリエンスのフォーカル ポイントとなり、アドオン ユーザーが会議中にコラボレーションを活性化させる機会を提供します。
- サイドパネルの場合、ユーザーは他の参加者との議論を会議エクスペリエンスのフォーカル ポイントとして保ちながら、データの共有、アンケートの実施、記録やメモの更新などを行うことができます。
補足情報
Google Workspace Marketplace では、ユーザーがアドオンのダウンロードとインストールが可能かどうかを含め、管理者によって構成済みの制御がある場合は自動的に考慮されます。また、Marketplace 上のすべてのアプリは、公開前に Google Marketplace チームにより審査および承認されています。
ご利用にあたって
- 管理者: 会議で Google Meet アドオンを利用可能にするかどうかは、Google Meet 管理コンソールから制御できます。詳しくは、ヘルプセンターでアドオン用の管理機能についての記事をご覧ください。
- デベロッパー: Meet アドオン SDK の使用方法について詳しくは、デベロッパー向けドキュメントをご覧ください。
- エンドユーザー:
- 詳しくは、ヘルプセンターで Google Meet でのアドオンの使用についての記事をご覧ください。
- 会議の主催者は、主催者用ボタン(鍵アイコン)を選択し、[会議中のアクティビティ] > [投稿者がアドオン アクティビティを共有できるようにする] を選択して、会議中にアドオンを利用可能にするかどうかを制御できます。詳しくは、Workspace アップデート ブログで発表された内容をご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: リリースは完了しています。
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様、Workspace Individual 登録ユーザー様、個人の Google アカウントをお持ちのユーザー様