2024年12月16日月曜日

Google スプレッドシートのテーブルと条件付き通知の統合

この記事は 9 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

今年、Google は Google スプレッドシートにテーブル機能を導入しました。列の種類、フィルタ、色分け、プルダウン メニューなどの書式設定や配置を綺麗に行い、スプレッドシートをすばやく作成する機能です。1 か月後には条件付き通知機能を追加し、ワークフローに最も関連性の高いスプレッドシートの変更について、メール通知でより詳細に把握できるようにしました。
 
 
これらの機能の連携を強化するため、Google スプレッドシートの条件付き通知とテーブルが新たに統合されました。
 
 
結果として次のようになります。
  • 条件付き通知ルールをテーブルに直接適用できるようになりました。また、条件付き通知ルールでテーブルの列名が認識されるようになります。
  • コントロール ヘッダー内の条件付き通知への新しい簡単なエントリ ポイントが、すべてのテーブルに追加されました。
  • 今後、一般的な条件付き通知は、デフォルトで事前構築されたテーブルに組み込まれ、ワンクリックで有効にすることができるようになります。
スプレッドシートのテーブルで条件付き通知を設定
 
 
通知先のユーザーには、Google スプレッドシートに対して行われた変更の詳細が記載されたメールが送信されます。
Google スプレッドシートに対して行われた変更の詳細が記載されたメール

ご利用にあたって

  • 管理者: この機能に管理者向けの設定はありません。
  • エンドユーザー: 
    • Google スプレッドシートを所有しているか、編集権限を持っている場合、テーブル ヘッダーにある稲妻アイコンをクリックすると、テーブルに条件付き通知を追加または表示できます。ここから、既存のルールを表示し、有効化、無効化、削除、編集を選択できます。 
      • スプレッドシートには最大 10 個のルールを追加できます。
      • ルールにはデフォルトの名前が自動的に割り当てられますが、テキスト エディタを使用してルール名を更新できます。
    • 注: より便利にご利用いただけるよう、通知をグループ化しており、送信までに最大 30 分かかる場合があります。
    • 詳しくは、ヘルプセンターで条件付き通知Google スプレッドシートのテーブルの使用方法をご覧ください。

リリース スケジュール

対象

Google Workspace の対象エディション: 
  • Business Standard / Plus
  • Enterprise Starter / Standard / Plus
  • Education Plus
  • Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus

リソース