この記事は 10 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
クライアントサイド暗号化を適用した Google スプレッドシートとスライドで、コメントとアクション アイテムをご利用いただけるようになりました。コメントの追加、編集、フィルタ、削除、コメントへの返信に加え、アクション アイテムを自分や他のユーザーに割り当てることもできます。これらの機能は、クライアントサイド暗号化を適用した Google ドキュメントにはすでに導入されていました。今回スプレッドシートとスライドにも拡張されたことで、暗号化されたドキュメントにおけるコラボレーションがさらに容易になります。
クライアントサイド暗号化を適用したシートでのコメントの使用
補足情報
暗号化されたファイルを共有するときに割り当てることができる権限は「閲覧者」か「編集者」のみです。「コメントのみ」の権限には対応していません。閲覧者はコメントを閲覧できます。ドキュメントが自動保存されるときにコメントも保存されます。ドキュメントを以前のバージョンに戻すと、そのバージョンのドキュメントに追加されていたコメントも復元されます。
ご利用にあたって
- 管理者: クライアントサイド暗号化は、ドメイン単位、OU 単位、グループ単位で有効にすることができます([管理コンソール] > [セキュリティ] > [アクセスとデータ管理] > [クライアントサイド暗号化])。クライアントサイド暗号化について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー: 管理者がクライアントサイド暗号化を有効にしている場合、ヘルプセンターのドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで暗号化されたファイルを使ってみるで詳細をご確認ください。
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2024 年 10 月 2 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 10 月 22 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)
対象
- Google Workspace Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様