2025年1月2日木曜日

Google スプレッドシートのテーブル参照の改善

この記事は 11 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google スプレッドシートにテーブルを導入して以降、ユーザーにスプレッドシートをすばやく作成するために必要なツールを用意できるよう数多くの改善を行ってきました。テーブル参照(数式でテーブル全体またはその一部を参照する方法)はそのほんの一例で、テーブルを使用することでデータを手動で書式設定する際にかかる時間を短縮できます。
 
本日より、見つけやすさとユーザビリティを強化したテーブル参照のアップデートをご利用いただけるようになりました。特に注目すべき点は次のとおりです。
  • テーブル参照の可用性向上。単一の列(たとえば =Table2[[#ALL],[Column 1]])と複数の列(たとえば =Table2[[#ALL],[Column 1]:[Column 2]])のどちらの配下のアイテムでも参照できます。
    • 列ヘッダー、データ、フッターを含めたテーブルの列全体(#ALL)
    • テーブルのヘッダー(#HEADERS)
    • テーブルのフッター(#TOTALS)
    • ヘッダーとフッターを除くテーブルデータ(#DATA)
      テーブル参照の可用性向上
  • 数式の候補。堅牢性の高い数式を識別できるようになります。たとえば、ユーザーがテーブル範囲と重なる適切な数式を入力すると、テーブル参照候補が表示されます。
数式の候補
  • テーブル参照のための数式の修正。数式の記述が誤っている場合、数式の修正機能によって適切なテーブル参照が提示されます。
数式の修正
 

ご利用にあたって

リリース スケジュール

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、Google Workspace Individual に登録されているユーザーの方、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方

関連情報