2025年1月14日火曜日

オープンベータ版で利用可能: Microsoft Teams から Google Chat にメッセージを移行する

この記事は 12 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

本日よりデータ移行のエクスペリエンスを拡張し、Google Workspace 管理者が Microsoft Teams のチャンネルから Google Chat へ会話を移行できる機能を追加しました。この機能により、Google Chat のオンボーディングと実装が容易になります。

設定するには、管理コンソールでいくつか操作を行います。

 

  • まず、Microsoft アカウントに接続します。
  • 次に、メッセージの移行が必要な Teams の CSV をアップロードします。移行元から移行先にメール ID の CSV をアップロードすることにより、移行元から移行先への ID マッピングを指定できます。
  • 次に、Teams からのメッセージ移行を開始する日を入力します。これで、データの移行を開始できます。
  • 最後に、移行したスペース、メッセージ、関連する会話データを Google Workspace ユーザーが利用できるようにすれば移行が完了します(サポート対象となるデータタイプの詳細については、ヘルプセンターの記事をご覧ください)。

 

管理コンソールでチャットの移行を開始する
 
移行を開始すると、UI にビジュアル レポートが表示されます。このレポートでは、タスクごとの進行状況バーが表示され、完了したタスク、スキップされたタスク、失敗したタスク、警告のあったタスクを確認できます。
 
 
移行の最終ステップとして、スペースを展開し、スペースとそのコンテンツをユーザーが利用できるようにします。
 

補足情報

  • Chat 移行ツールにより、既存の Google Chat スペースあるいはメッセージが削除されたり変更されたりすることはありません。
  • 差分移行を実行することもできます。この移行では、メインの移行以降に Teams チャンネルに追加されたすべてのメッセージが移行されます。正常に移行されたメッセージはスキップされます。
  • 移行が完了したら、レポートをエクスポートできます。このレポートには、移行中にスキップされたコンテンツ、失敗したコンテンツ、警告が表示されたコンテンツに関する詳しい情報が含まれます。
  • 詳しくは、ヘルプセンターで異なる種類の移行元アカウントから他の形式のデータを移行する方法をご確認ください。
 
 

ご利用にあたって

リリース スケジュール

  • リリースは完了しています。
 

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様
 

関連情報