この記事は 2 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
2024 年 6 月、Google カレンダーとサードパーティ製カレンダー サービス(Outlook など)におけるメール通知機能をさらに向上させ、ベータ版で導入しました。本日より、この更新の一般提供を開始します。
この更新はとりわけ、Google カレンダーからサードパーティ製カレンダーへの同期に関するお客様の声にお応えしたものです。同期の信頼性が向上し、受信者は受信トレイのあちこちに散らばったカレンダー メールを効果的にフィルタできるようになりました。
- ユーザーが定期的な予定を更新した場合、Google カレンダーから追加のメールが送信されます。これにより、イベント同期の精度が向上します。
- 同期情報の伝達のみを目的とするメール通知の本文には、このようなメールを非表示にするための受信トレイ フィルタの作成方法を記載したバナーが表示されます。これは、受信トレイ内に散らばるメールを最小限に抑えるのに役立ちます。
- 大規模に実装するには、Outlook のシステム管理者が Microsoft の Powershell を使用して、すべてのユーザーのこうしたメッセージにメール フィルタ ルールを適用します。
補足情報
このリリースでは、サードパーティの受信者に配信する際の DMARC の調整の信頼性を向上させるため、ユーザーからは見えないメールヘッダーであるエンベロープ送信者アドレス(別名 Return-Path またはバウンス)も更新しました。
ご利用にあたって
- 管理者: Google カレンダーのメール通知をフィルタする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー: 他のカレンダー サービスで Google カレンダーの招待状を管理する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
リリース スケジュール
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2024 年 2 月 3 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2025 年 3 月 12 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)
対象
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様