(The Keyword (英語) に同じ内容が投稿されています)投稿者: Elissa Murphy、G Suite エンジニアリング担当副社長G Suite は、チーム間でのリアルタイムのコラボレーションにより、また日々の業務を効率化させる人工知能の活用により、優れた仕事ができるようにすることを目的に設計されています。しかし、それぞれの企業には、G Suite だけでは対応しきれない独自のニーズやワークフローがあるでしょうし、部門によっては、CRM、サポート、プロジェクト管理などの業務でさまざまなサードパーティ製アプリにも頼っているのではないでしょうか。そこで本日 Google は、G Suite プラットフォームのカスタマイズと拡張を可能にする 2 つのソリューションをご紹介いたします。それは、プログラミングの知識をほとんど必要とせずに企業向けカスタムアプリを作成できる「App Maker」と、パートナー様向けプログラム「G Suite におすすめ」に新たに加わった 7 社のアプリです。
App Maker - 業務に必要な優れたアプリを作成できる、新しいツール App Maker はプログラミングの高いスキルがなくてもアプリケーションを開発することができるツールで、これを使えば、組織のニーズに合うカスタムアプリを短期間で作成、導入することが可能です。たとえば、新しいチームメンバーの採用、プロジェクトへのスタッフの配置、出張リクエストの承認といった業務を効率化できるツールが必要になった場合、App Maker なら、何か月もかけずに数日で専用のアプリを作成できます。
- アプリの計画から展開まで迅速に: App Maker では、プログラマだけでなく、アナリストやシステム管理者などの専門外のスタッフでも、プロトタイプの作成からアプリの展開までの全工程を短期間で反復できます。内蔵テンプレート、ドラッグ&ドロップ式 UI、クリックするだけのデータ モデリング機能を搭載した高性能クラウドベース IDE(統合開発環境)により、アプリの開発を加速化できるほか、HTML、CSS、JavaScript、Google のマテリアル デザインのビジュアル フレームワークといったオープンかつ一般的な言語やフレームワークにも対応しているため、既存のスキルや知識を活用しながらアプリを簡単に作成できます。
- あらゆるニーズに合わせてカスタム統合ソリューションを構築: App Maker では、組織のニーズに合わせてさまざまなアプリケーションを構築したり、多様なデータソースや API と連携させたりすることが可能です。たとえば、G Suite の各サービスのほか、Google マップ、コンタクト、グループなどの人気のアプリを組み込めるなど、ユニークな柔軟性を備えています。また、Directory API (英語) や Prediction API などのその他の Google Cloud サービスやサードパーティ製 API を利用して、より高機能の賢いアプリケーションにすることも可能です。
- インフラよりも開発に専念: App Maker は、Gmail、Google ドライブ、Google ドキュメントといった G Suite アプリと同じ、安全で信頼性のあるインフラ上で動作するため、通常なら IT スタッフのサポートを必要とするようなサーバーの問題、キャパシティ プランニング、インフラのセキュリティや管理に煩わされることなく、クラウド内で安全にカスタムアプリを展開できます。
Google では数か月前より、G Suite をご利用のごく一部のお客様を対象に App Maker のプレビューを行ってまいりましたが、すでに多くの方がアプリケーションを作成し、組織に展開していらっしゃいます。また、Google は
Appsbroker (英語)、gPartner、
G-Workplace (英語)、
Ignite Synergy (英語)、
Maven Wave (英語)、PwC、
SADA (英語) Systems、
Tempus Nova (英語) のコンサルティング パートナーとも提携して、お客様にソリューションをご提案しています。
下の動画では、不審なログイン操作の追跡、アナログ式の請求処理のデジタル化、在庫受注管理など、組織のお客様やパートナー様が App Maker で日々の業務をシンプル化、効率化されている様子をご紹介しています。
App Maker の試用に関心をお持ちの
G Suite Business のお客様は、
早期導入プログラム (英語) の一環としてお試しいただけます。
こちら (英語) から早期導入プログラムにお申し込みください。
「G Suite におすすめ」プログラムの新しいアプリG Suite はチーム間のコミュニケーションやコラボレーションに役立ちますが、販売、マーケティング、経営など、その他の業務の管理にはサードパーティ製のアプリも活用されていることと思います。Google では、そうしたソリューションを G Suite と簡単に統合していただけるようにするため、昨年、「
G Suite におすすめ」 (英語) プログラムを立ち上げました。このプログラムでは、ISV(独立系ソフトウェア開発・販売会社)が提供する、プロジェクト管理、カスタマー サポート、財務会計などのさまざまなカテゴリの優れたアプリケーションを選出しておすすめしています。
11 月 30 日このプログラムに、生産性向上に役立つ 7 つのアプリを新たに追加しました。ビジネス上の重要な問題を解決できるこれらのアプリは、G Suite と緊密に連携、統合させることが可能です。また、どのアプリも、Google の厳格なセキュリティ テストと品質基準に合格し、「G Suite におすすめ」プログラムの認定を受けています。
本プログラムの新しいパートナー アプリとその用途は以下のとおりです。
昨年 8 つのアプリで本プログラムを開始して以来、数多くのお客様がこれらのアプリと G Suite を組み合わせることで、ビジネス成果を向上させていらっしゃいます。そこで、Google では、そうした事例をご紹介するウェブセミナー シリーズをご用意いたしました。ご関心をお持ちの方は、
こちら (英語) でご登録ください。また、「G Suite におすすめ」パートナーにご関心をお持ちの ISV の方は、
こちら (英語) からプログラムにお申し込みいただけます。
さっそく、新しいソリューションをお試しくださいGoogle は、クラウド アプリケーションやパートナー様との連携を強化させることで、お客様に G Suite を最大限にご活用いただけるよう努めています。App Maker では組織のニーズに合う効果的なアプリを作成していただくことができ、「G Suite におすすめ」プログラムでは、ビジネスを成長へと導く優れたアプリをお選びいただけます。どちらのソリューションも、11 月 30 日からご利用いただけますので、ぜひお試しください。
本ブログの原文(英語)は、
こちらをご覧ください。