この記事は 11 月 30 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

チームドライブを使用すると、ドメイン内外のユーザーとファイルを共有できます。ドメイン外のユーザー(クライアントやパートナーなど)にチームドライブへのファイルの追加やファイル編集を許可する一方で、ドライブ外へのファイルの移動を許可するユーザーを管理することも重要です。

そこで本日、管理コンソールに新しい共有設定を追加いたします。この設定を使用すると、G Suite 管理者は、ドメインのチームドライブからコンテンツを削除できるユーザーを指定し、組織のデータが外部に移動されるのを防ぐことができます。この設定は、ドメイン内のチームドライブから外部ドメインのチームドライブやマイドライブにコンテンツを移動する場合と、ドメイン内のユーザーのマイドライブから外部ドメインのチームドライブにコンテンツを移動する場合の両方に適用されます。

この設定には、[全員]、[[ドメイン名] 内のユーザーのみ] 、[誰にも許可しない] の 3 つのオプションがあります。
この設定は、管理コンソールの [アプリ] > [G Suite] > [ドライブとドキュメント] > [共有設定] にあります。

デフォルトでは [全員] に設定されています。これは、Google ドライブのチームドライブのこれまでの挙動と同じです。また、これらの権限は組織部門レベルで指定します。つまり、ファイルのオーナーおよびそのオーナーの組織部門の設定に基づいて、設定が反映されます。

[[ドメイン名] の外部との共有] が [オフ] に設定されている場合、管理コンソールでこの新しい設定は使用できません。

注: この設定では、共同編集者の追加や共有ダイアログの使用による、オーナー権限の譲渡を防ぐことはできません。制御できるのは、共有のチームドライブからコンテンツを移動した際に生じるオーナー権限の譲渡のみです。

チームドライブの共有設定について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
チームドライブは、 G Suite Enterprise、G Suite Business、G Suite for Education のお客様にご利用いただけます。

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: チームドライブのユーザーや操作を管理する