2021 年 6 月 1 日に Google Workspace のストレージ ポリシーが変更されます
2020年11月14日土曜日
この記事は 11 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Google フォト、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard コンテンツの保存の仕様を 2021 年に一部変更する予定です。これにより、ご利用のドメインに影響がある可能性があります。詳細については、以下の説明をご覧ください。
Google フォト
2021 年 6 月 1 日より、ご利用のドメイン内のユーザーが Google フォトまたは Google ドライブに新しい写真または動画を高画質でアップロードすると、そのユーザーに割り当てられている保存容量が使用されます(現在は、写真または動画を元の画質でアップロードした場合のみ保存容量が使用されます)。ただし、2021 年 6 月 1 日より前に高画質でアップロードした写真と動画はこの変更の対象外となり、保存容量が使用されることはありません。
Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard
2021 年 6 月 1 日より、ご利用のドメイン内のユーザーが Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard で新しくファイルを作成した場合も、そのユーザーに割り当てられている保存容量が使用されます。ただし、これらのサービスの既存のファイルについては、2021 年 6 月 1 日以降に変更を加えた場合を除き、保存容量が使用されることはありません。
対象
管理者とエンドユーザー。保存容量の上限は Google Workspace と G Suite のエディションによって異なりますが、ほとんどのお客様には、この変更による影響はないものと推定されます。組織内の各ユーザーに割り当てられている保存容量の確認方法につきましては、下記の「ご利用にあたって」セクションで詳細をご確認ください。
今回の変更の意義
過去 10 年間にわたって、Google では Gmail、Google ドライブ、Google フォトを通じてメール、ドキュメント、写真、動画などを安全に保存、管理できるサービスを提供してまいりました。何十億人ものユーザーにご愛用いただいてきた Gmail、ドライブ、フォトには、現在、合計 430 万 GB を超えるコンテンツが毎日アップロードされています。このたびのストレージ ポリシーの変更は、優れたユーザー エクスペリエンスを提供しつつ、高まる需要にも対応できるようにすることを目的としています。
ご利用にあたって
- 管理者: この変更による影響を受けるドメインのメイン管理者の方には、変更が発効する前にメール通知をお送りいたします。それまでは、[アプリの使用状況] ユーザー レポート([全般] > [フォト] セクションおよび [ドライブ] セクション)で、組織に割り当てられている保存容量の使用状況をご確認ください。現在ご利用のプランを通じて割り当てられている保存容量を確認するには、Business エディション、Enterprise エディション、Education エディション、G Suite エディションの各ヘルプセンターの「使用とサポート」セクションをご覧ください。ご利用のエディションがお分かりにならない場合は、管理コンソールの [お支払い] ページをご覧ください。
- エンドユーザー: ヘルプセンターにアクセスして、Google アカウントのストレージ内のファイルを管理する手順をご確認ください。
リリース スケジュール
対象
- この変更は、Google Workspace と G Suite ライセンスをお持ちのすべてのお客様に適用されます。
関連情報