この記事は 9 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

今回リリースする新しいベータ版を使用すると、管理者と代理管理者はマイドライブから共有ドライブへのフォルダの移動をより簡単に行うことができます。このベータ版では、ユーザビリティを改善するために、次のことが可能になりました。
  • 移動による混乱を回避するためにフォルダ ID(「コピーレスの移動」)を保持する
  • 共有ドライブの制限を超えるフォルダの移動を防止する
  • アイテムのオーナーのマイドライブのルートフォルダにある、移動できないアイテムの親を変更し、既存の階層にショートカットを作成して参照できるようにする
 
詳細と対象者につきましては、以下をご覧ください。対象のお客様は、こちらのフォームでベータ版にご関心があることをお知らせください。 
 

対象

管理者
 

利点

共有ドライブは、チームや組織でファイルを保存、参照、共同編集するのに便利なツールです。今回のベータ版における大幅な改善により、管理者と代理管理者はマイドライブから共有ドライブへのフォルダの移動をより簡単に行うことができます。
 
現在、管理者がフォルダを移動すると既存のフォルダ ID が変更され、移動したフォルダへの既存のリンクが破損することがあります。また、共有ドライブの制限への影響も不明です。このベータ版では、フォルダ ID が変更されることはありません。また、共有ドライブの制限を超える可能性のあるフォルダの移動は拒否されます。
 
この簡素化されたプロセスでは、管理者は自身が加えている変更内容についてより多くのコンテキストを提供できるため、マイドライブから共有ドライブへのフォルダの移動を安心して行うことができます。
 

補足情報

数か月以内に、マイドライブのフォルダを共有ドライブに移動するためのエンドユーザー サポートが導入される予定です。この機能のエンドユーザー サポートが利用可能になりましたら、この Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
 
マイドライブから共有ドライブにフォルダをドラッグ&ドロップします
 
 

ご利用にあたって

 

ご利用対象

  • Google Workspace Essentials、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus、Nonprofits、および G Suite Business をご利用のお客様
  • Google Workspace Business Starter、G Suite Basic をご利用のお客様、および個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方は対象外
 

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