カレンダーの相互運用を継続して使用するために、2022 年 10 月 1 日までに OAuth 2.0 にアップグレードしてください
2022年8月31日水曜日
この記事は 8 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
Microsoft が Exchange Online での基本認証を廃止した後もカレンダーの相互運用を使用し続けられるようにするために、Google は 2020 年に相互運用が OAuth 2.0 に対応したことをお知らせいたしました。2022 年 10 月 1 日より、Exchange Online において Exchange Web サービス プロトコルの基本認証の無効化が開始されます。これに伴い、Microsoft Office 365 の基本認証を利用して Google Workspace のカレンダーの相互運用を使用されてきたお客様は、これまでのように基本認証によって Microsoft Exchange と Google カレンダーを連携させることができなくなります。
カレンダーの相互運用を継続してご利用いただけるよう、2022 年 10 月 1 日より前に認証方式を OAuth 2.0 にご変更ください。
対象
影響が生じるのは Microsoft Exchange Online(Microsoft 365)のみです。オンプレミスの Exchange をご利用中の場合には、ご対応は不要です。
利点
カレンダーの相互運用を利用することで、Microsoft Exchange ユーザーと Google カレンダー ユーザーがスケジュールの空き情報やカレンダー リソース(会議室など)を両システム間で相互に参照できるようになります。補足情報
詳しくは、Exchange Online での基本認証の廃止に関する Microsoft の記事をご確認ください。
ご利用にあたって
- 管理者: ヘルプセンターで、カレンダーの相互運用の設定と OAuth 2.0 への移行に必要な手順(手順 4)についてご確認ください。
- エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。
対象
- Microsoft Office 365 の基本認証を利用してカレンダーの相互運用をご使用中の Workspace のお客様