この記事は 12 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google フォーム作成者が共有設定を使ってフォームに回答できるユーザーをより細かく制御できるようにする機能のベータ版についてお知らせします。
 
これまでは、フォーム作成者は 2 つの共有オプションを使用できました。ドメイン内のユーザーおよび信用できるドメインのユーザーのみが回答できるようにするオプションと、フォームを公開する(例: URL を知っていれば誰でも回答できるようにする)オプションです。今回追加する新しいオプションでは、フォーム作成者はフォームに回答できるユーザーを特定のユーザー、グループ、対象グループに限定することができます。これはファイルのオーナーが Google ドライブにある Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google サイトの共有を制限するものと同様の機能です。
Google フォームで、回答できるユーザーをより細かく制御するオプションのベータ版を実装
 
 

影響を受けるユーザー

管理者、エンドユーザー、デベロッパー
 
 

利点

この機能は、フォームに回答できるユーザーを制御したい場合に役立ちます。たとえば、教師はこの機能を使って、リンクを受け取った一部の生徒だけがテストにアクセスできるよう制限することができます。またビジネス リーダーは、特定の組織部門からフィードバックをより効果的に収集することができ、フォームで不要なメールアドレスの情報を集めたり、フォームが転送されたりすることを防ぐことができます。
 
 

ご利用にあたって

  • 管理者: こちらのフォームからベータ版にお申し込みいただけます(期間限定)。ベータ版にお申し込みいただいた Google グループに属するユーザーは、2~3 週間のうちに新しい機能を使用できるようになります。
  • エンドユーザー: 許可リストに登録されたユーザーが作成したすべての新しいフォームで、この機能をご利用いただけます。回答者がフォームを確認し、回答できるようにするためには、フォーム作成者はフォームを公開する必要があります。フォーム作成者はフォームにアクセスできるユーザーを確認でき、同時に特定のユーザー、グループ、対象となるオーディエンス(対象グループ)に回答へのアクセス権を共有することができます。詳細は、ヘルプセンターの Google フォームのフォーム作成についての記事でご確認いただけます。 
    • 個人の Google アカウントを使用しているユーザーの方または Workspace Individual 登録ユーザーの方は、こちらのフォームからお申し込みいただけます。
 

対象

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様と、個人の Google アカウントをお持ちのユーザー 
    • 注: 上述の対象グループ機能は、Google ドライブ、Google ドキュメント、Google Chat でのみご利用いただけます。Google ドライブ、Google ドキュメント、Google Chat がこの機能に対応しているエディションは、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus です。Google ドライブ、Google ドキュメントがこの機能に対応しているエディションは、Business Standard、Nonprofits、G Suite Business です。
 

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