データ損失防止の条件としてクライアントサイド暗号化を選択可能に
2024年5月17日金曜日
この記事は 4 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
データ損失防止(DLP)ルールの条件としてクライアントサイド暗号化を使用できるようになりました。他の DLP ルールと同様に、以下を設定できます。
- ユーザーが外部と共有する前に警告を表示するかどうか。
- ユーザーが外部と共有しようとする際にブロックするかどうか。
- コメント投稿者や閲覧者がドキュメントをダウンロード、印刷、コピーする機能を無効にする。
- 詳しく調査するために、アラート センターにこれらのイベントを送信するかどうか。
クライアントサイド暗号化では、Workspace で使用される最新の暗号化基準をさらに一歩進めて、組織が非公開暗号鍵の唯一の所有者および暗号鍵の ID プロバイダとして、組織自身の権限で管理を行ってプライバシーを維持できます。クライアントサイド暗号化と DLP ルールを組み合わせることで、管理者が機密性の高いデータや情報を守る強固なフレームワークを構築できるようになります。
ご利用にあたって
- 管理者: Google ドライブのデータ損失防止ルールを作成する方法やクライアントサイド暗号化について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- エンドユーザー: Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドでの暗号化ファイルの操作の詳細をヘルプセンターでご確認ください。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 4 月 24 日より、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
対象
Google Workspace の対象エディション:
- Enterprise Plus
- Education Standard、Plus