ユーザーが管理するストレージは、個人の Google アカウントで割り当てられた保存容量がいっぱいになった際、ユーザーが購入できる追加容量のサービスです。この数日内で本サービスをすべての Google Apps ユーザーにロールアウトし、Google ドキュメント、Picasa ウェブアルバム、そして Blogger の画像用の保存容量を追加購入できるようになります。保存容量を越えたプロダクトがある場合、追加された保存容量を順に使用していきます。Google ドキュメントに多量のファイルをアップロードしている、Office ドキュメントを Google Cloud Connect for Microsoft Office を使ってクラウドと同期している、または Picasa や Blogger を使って画像の保存と共有をしているユーザーは、これらのために保存容量を増やすことができます。
追加購入された容量は他の Google Apps アカウントと共同で使用したり移管することはできません。また Gmail の保存容量として使うこともできません。
ユーザーが管理するストレージはドメインの管理者ユーザーにより有効化 / 無効化でき、エンドユーザーがドメイン上にあるユーザー個人の Google チェックアウトのアカウントを使って追加容量を購入することが可能です。ユーザーが管理するストレージで管理されているデータには Google Apps アカウントに適用される(データの所有者向け)利用規約と同様のものが適用されます。
ユーザーが管理するストレージは、新しいインフラストラクチャに移行済みの Google Apps ドメインのみで利用可能です。まだ新しいインフラストラクチャに移行していないドメインには、今回の変更は適用されません。
ご利用可能なEdition:Google Apps, Google Apps for Business および Education
新機能へのアクセス方法:- エンドユーザーが個人の追加容量を購入するためには、ドメイン管理者ユーザーがコントロールパネルの「組織とユーザー」から「サービス」に行き、「ユーザー管理のストレージ」を「ON」にする必要があります。ユーザーが追加容量を購入できるよう、Google チェックアウトもドメインレベルで「ON」になっている必要があります。- 「ユーザー管理のストレージ」が有効になっている場合、エンドユーザーはこのページから追加容量を購入できます。- Google ストレージの追加容量の購入に際し、返金処理はできません。追加容量を現在のものよりも増やしたい場合、現在の契約との差額をお支払いいただくことにより増量していただけますが、すでにお支払いいただいた 1 Google アカウントの容量に関し、これを他のアカウントに移行することはできません。
より詳しく:http://googleenterprise.blogspot.com/2011/03/now-available-with-google-apps-user.html (英語)追加容量の購入ヘルプ記事(英語)
「Google Workspace の最新情報」というヘルプセンターのページでは、「Google Workspace アップデート ブログ」には掲載されていない細かな変更も含めた Google Workspace の新サービスや新機能についてご紹介しています。