この記事は 12 月 15 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
2021 年 10 月、グループ単位で設定可能なコントロールのオープンベータ版についてお知らせしました。この機能により、管理者あるいはエンドユーザーがグループのオーナーである場合、内部メンバーまたは外部メンバー、メンバーの種類(サービスアカウント、ユーザー、グループ)に基づいてグループ メンバーを制限できるようになります。今回、この機能の一般提供を開始いたしました。
メンバー制限により、管理者あるいはエンドユーザーがグループのオーナーである場合、次の重要な方法でグループへのメンバーの追加を制限できます。
Cloud Identity Groups Memberships API (英語) を使用して、メンバーシップの状態を確認し、違反しているメンバーを簡単に見つけることができます。
詳しくは、最初のお知らせをご覧ください。
この記事は12 月 15 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このたび、Google Meet ハードウェア デバイスの利用人数の検出機能のサポート対象を大幅に拡大し、Series One デバイス以外でもご利用いただけるようになります。有効にすると、次のようになります。
また、管理コンソールの会議室情報ダッシュボードを合理化しました。管理者は新しいデータの可視化機能を利用して、以下の情報を確認できます。
詳しくは以下をご覧ください。
管理者
これまで、利用人数の検出は Series One Smart Camera と Series One Smart Camera XL のみでサポートされていました。今回の変更により、この機能をご利用いただける対象カメラが大幅に拡大したため、機能を有効にすることで会議室の使用状況をより詳細に確認できます。
新しい会議室情報ダッシュボードでは、管理者は空間計画に必要なデータと分析情報に簡単にアクセスできます。これは特に、社会的距離を確保するための措置に対応したり、デバイス購入の意思決定を行ったりする際に役立ちます。予約されていた期間のグラフと予約されていなかった期間のグラフを追加しました。これらのグラフは、会議室の使用が予定されている期間と会議室が実際には予約されていない期間(即席の会議)を比較して、会議室とデバイスの使用状況を測定するのに役立ちます。
管理者はこれらの分析情報を利用して、組織内のユーザーによる会議室およびデバイスの使用状況について、以下のことを確認できます。
Google Meet ハードウェア デバイス上でスクリーンセーバーをどのように表示するのかを、管理者がより細かく設定できるようになりました。これにより、管理者は組織内のディスプレイをデジタル サイネージとして使用できます。具体的には、管理者は以下のことが可能になります。
このたびのアップデートにより、Google Meet ハードウェア デバイスを使用していないときにディスプレイに表示されるコンテンツをカスタマイズできるようになります。たとえば、この機能を使用して企業広告を表示したり、スライドをウェブに公開して誰でもアクセスできるようにしたりして、設置したすべてのハードウェアでカスタム コンテンツを共有することが可能になります。ただし、スクリーンセーバー上で操作を行うことはできないため、タッチ コントローラをタップしたり、リモコンを使用したりすると、スクリーンセーバーが終了し、予定リストが表示されたホームページに戻ります。
場合によっては、この機能と Meet ハードウェア デバイスの省電力機能が競合することがあります。カスタムのスクリーンセーバーを表示するには、対象とする組織部門の業務時間中はディスプレイが常にオンになるように設定する必要があります。カスタムの画像をスクリーンセーバーとして表示する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
この記事は12 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Meet のブレイクアウト ルームに改良が加えられました。この改良により、以下のことが可能になります。
この記事は 12 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
この記事は 12 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このたび「招待状を自動的に追加」の設定を改良し、必要のない招待状がご自身のカレンダーに追加されるのを防げるようになりました。次のいずれかを選択可能です。
エンドユーザーとデベロッパー
この追加設定を行うことで、必要のない予定は表示されず、ご自身にとって重要な予定のみが表示されるようになるので、カレンダーの管理の手間を減らせます。
この記事は 12 月 10 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Chat で会話中に、その他の Google Workspace サービスに簡単にアクセスして各種の操作を行えるようになりました。テキスト ボックスの左横にある + アイコンにカーソルを合わせるとメニューが表示され、目的のオプションにアクセスできます。このメニューに含まれるオプションとしては Googld ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォト、カレンダーがありますが、カーソルを合わせたときに表示されるオプションはコンテキストによって異なります。
このたびの変更により、これまでよりも簡単に Google Workspace のさまざまなサービスにアクセスできるようになるため、ワークフローの効率性と一貫性が向上します。この機能はまずウェブと Android でご利用いただけるようになり、続いて 2022 年初頭に iOS でも利用可能になる予定です。この機能が iOS でも利用可能になりましたら、Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
ウェブの作成画面の場合
Android の作成画面の場合
この記事は 12 月 9 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
管理者は、新しい「管理者によるインストール」機能(旧称「ドメイン インストール」)を使用して、組織内の特定のグループに Google Workspace Marketplace のアプリケーションをインストールできるようになりました。以前は、管理者が Google Workspace Marketplace のアプリケーションをインストールできる対象は、組織部門とドメイン全体のみでした。
この機能は、一部のユーザーのみを対象にアプリケーションをインストールする必要がある場合に役に立ちます。たとえば、営業グループとマーケティング グループに CRM アプリケーション が必要な場合、また法務チームに電子署名アプリケーションが必要な場合などにご利用いただけます。
この記事は 12 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
この記事は12 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google は昨年、Google ドライブのショートカット機能の改善についてお知らせ (英語) しました。ショートカットという仕組みは、Google ドライブのファイルとフォルダ構造をシンプルにします。アイテムを複数の場所に保存する代わりに、それらを参照するリンクが作成されるからです。
その際に、複数の場所に保存されている既存のファイルを 2021 年にショートカットに移行することをお知らせしましたが、この移行は 2022 年に行われることになりました。詳しくは、以下の新しいスケジュールをご確認ください。
この記事は 12 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google は Google Cloud Next 2021 で、Google Forms API ベータ版 (英語) を発表しました。このベータ版では、プログラムを通じて Google フォームの管理や回答への対応が行えるようになったことで、デベロッパーがフォーム上で強力な統合機能を構築できます。
Google Forms API はオープンベータ版としてリリースされました。先行ユーザー プログラムに参加しているデベロッパーは、統合機能を一般に公開できます。個々のエンドユーザー アカウントを許可リストに登録する必要はなくなりました。デベロッパーは、開発した統合機能はあくまでベータ版であることに注意してください。
デベロッパーは、先行ユーザー プログラムにお申し込みいただけます。このフォーム (英語) にご記入いただくと、Google Forms API を使用して開発を始めることができます。
管理者とデベロッパー
Google Forms API を使用すると、プログラムを通じてフォームの管理や回答の受信ができるようになり、多岐にわたる強力な統合機能を開発できます。たとえばこの API を利用して、リアルタイムのダッシュボードやデータの可視化ツールの開発を行ったり、プロジェクト管理、CRM、LMS ツールを取り入れたビジネス ワークフローをトリガーしたりできます。また、質問などのデータセットからフォームを自動生成することもできます。
API は、次のようなさまざまなタスクで利用できます。
エンドユーザーへの統合機能の提供
Google ドキュメントに表をカスタマイズする方法が追加され、以下のようにカスタマイズできるようになりました。
詳しくは下記をご覧ください。
エンドユーザー
表は、ドキュメントの情報をわかりやすく表示できる優れたツールです。このたび追加された新しい機能により、表における情報の表示方法をさまざまにカスタマイズして、ドキュメントの閲覧者ができるだけすばやく情報を確認し、理解できるようにすることができます。
表のヘッダー行を固定して、すべてのページに繰り返し表示されるようにする
表内の一つまたは複数の行を固定して、その表が含まれているすべてのページに繰り返し表示されるようにすることができます。これにより、ドキュメント上で長い表を参照する際にも、列ヘッダーを簡単に確認できます。
行の途中で改ページされないように設定する
表内の行の途中で改ページされないように設定することができます。これにより、表内の重要なコンテンツをひとまとめにして、途中から次ページに送られることがないようにできるほか、書式とレイアウトもより細かく設定できます。
列と行を簡単に追加、配置する
行や列を別の位置に簡単にドラッグできるようになりました。また、行や列をすばやく新規作成できるボタンも新たに追加されました。
表を並べ替えてデータを整理する
表内の行を並べ替えられるようになりました。行を並べ替えても、固定したヘッダーは引き続き表の一番上に表示されます。また、表の行を並べ替えることでコンテンツが種類別にグループ化されるため、効率的にデータを視覚化、確認、整理できます。
表の新しいサイドバーを使用して、表のプロパティを管理する
表のプロパティをサイドバーで開いて、ドキュメントに加えられた変更をリアルタイムで確認できるようになりました。これは、ドキュメントで画像編集などを行う際に利用できる既存の機能と似ています。
Google Meet に Cisco Webex とのビデオ会議の相互運用機能が追加されることになりました。これにより、次のことができるようになります。
なお、Meet ハードウェアを使用して Webex の会議に参加する場合、あるいは Webex デバイスを使用して Meet の会議に参加する場合、基本的なビデオ会議機能はサポートされますが、一部の高度な機能(アンケート、ブレイクアウト ルーム、デュアルスクリーンのサポートなど)はご利用いただけない可能性があります。
この機能がリリースされると、Meet ハードウェア デバイスを使用して Webex の会議にデフォルトでダイヤルインできるようになります。管理コンソールの [Google Meet ハードウェアの設定] ページから、管理者が特定の組織部門に対してこの機能を無効にすることも可能です。
この記事は 12 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Meet の主催者と共同主催者が、参加者全員の音声と動画を iOS デバイスからロックできるようになりました。音声をロックすると参加者全員がミュートされ、動画をロックすると参加者がカメラを使用できなくなります。これらの設定を利用すれば会議の中断が防げるため、会議をスムーズに進めて有意義なものにすることが可能になります。
これまで、ロック機能はパソコンで Google Meet を使用する場合にのみ利用可能でした。この機能は 2022 年前半に Android デバイスでもご利用いただけるようになる予定です。リリースの際には、この Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
留意点:
音声ロックと動画ロックの設定は、パソコンで行うか iOS デバイスで行うかにかかわらず、すべてのデバイスに適用されます。
音声ロックまたは動画ロックを有効にした場合、以下がインストールされていないモバイル デバイスを使用している参加者は、会議から退出させられる可能性があります。
音声ロックまたは動画ロックを無効にすると、退出させられた参加者が再び参加できるようになります。
Android または iOS 版 Gmail 内の Google Chat で 1 対 1 のチャットをしているときに、会議や音声通話を開始したり、それらに参加したりできるようになりました。この機能は現在のところ 1 対 1 のチャットにのみ対応しています。
相手に直接電話をかけるには、1 対 1 のチャット画面の右上にある電話またはビデオのアイコンを選択します。
この記事は 12 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
この記事は 11 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
今年 7 月に、組織部門またはグループに SSO プロファイルを割り当てる機能のベータ版についてお知らせいたしましたが、このたび、この機能の一般提供が開始されました。この機能により、管理者は、特定のグループまたは組織部門を指定して、そのグループまたは組織部門のユーザーのみが Google サービスを使用して認証されるようにすることができます。
現在のところ、サードパーティの ID プロバイダを利用した SSO を設定すると、その設定はドメイン全体に適用されます。ただし、一部のユーザー(ベンダーや請負業者など)のみを対象として、代わりに Google を使用して認証したい場合もあります。そのような場合は、部分的 SSO 機能を使用すると、必要に応じて組織内のさまざまなユーザーに対して認証方式を柔軟に指定することができます。
この記事は 11 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
ウェブ版 Google Meet に新しい没入型背景が 5 種類追加されます。自然なアニメーションの背景を使用することで、殺風景な部屋をおしゃれな空間に変えたり、色味や明るさなどの照明エフェクトを変えたりできます。カフェとマンション室内の背景には、雪の日や雨の日などのバリエーションがあり、それぞれを使い分けて、遠く離れた国や地域にいるチームメンバーにあなたがいる場所のタイムゾーンや天候を知らせることができます。
「Google Workspace の最新情報」というヘルプセンターのページでは、「Google Workspace アップデート ブログ」には掲載されていない細かな変更も含めた Google Workspace の新サービスや新機能についてご紹介しています。